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NTT西日本グループの取り組み

第6回 豪雨から島を救え! 〜奄美大島豪雨災害 つながる安心を届けるために〜

"100年に1度"の集中豪雨で約1万2千回線が不通に

距離を超えて、“声”という安心を届ける「電話」。人と人をつなぎ、社会を支えるインフラであるからこそ、避けなければいけないのが、電話がつながらない状況だ。しかし、時に自然の猛威の前に通信設備が破壊され、つながらない事態が発生することがある。

2010年10月、鹿児島県奄美大島を襲った豪雨は、19日から20日にかけての24時間で、島の年間降水量の約5分の1の雨量を記録し、“100年に1度”と言われる集中豪雨となった。この豪雨により、面積の約85%を林野が占め、その周囲を縫うように道路が走る奄美大島では、各所で土砂崩れが発生し道路や建物が崩壊。さらに豪雨とそれによる土砂は、NTT西日本の通信設備にも甚大な被害を及ぼした。その結果、島内の至るところで通信ケーブルが切断され、最大時1万2千回線を超える電話がつながらないというが事態が発生した。

NTT西日本 鹿児島支店がその異変に気づいたのは、奄美大島で雨が勢いを増し始めていた10月20日の早朝、午前5時過ぎのことだった。NTT西日本エリアの全ての通信ネットワークを24時間365日体制で監視しているIOC(ITオペレーションセンタ)からの緊急アラームが響き、「島北部、芦良(あしら)ビル〜嘉渡(かど)ビル間の中継光ケーブルが土砂崩れで全断しているらしい」との一報が届いたのだ。

だが、当初はまだ大きな影響はなかった。NTT西日本ビル間の通信ケーブルのほとんどは、複数のルートで構成されており、一つのルートで断線になっても別ルートが機能し、影響を及ぼすことがないように設計されているからだ。その時も瞬時にルート切り替えが行われ、正午前にはサービスは回復し、お客さまへの影響は少なかった。

しかし、その後も現地で雨が止むことはなく、予断を許さない状況が続き、午後1時過ぎ、奄美大島に駐在する社員から衝撃的な一報が届いた。「住用(すみよう)交換所が水没しているらしい」。直ちにIOCと連絡を取りながら、現地の情報収集を開始したが、現地から届く情報は断片的なものばかりだった。

鹿児島市から南に約370kmに位置する奄美大島の風景。緑が映える山々と青い海が鮮やかなコントラストを見せる。しかし、“100年に1度”の集中豪雨で、その景色は一変した
鹿児島市から南に約370kmに位置する奄美大島の風景。緑が映える山々と青い海が鮮やかなコントラストを見せる。しかし、“100年に1度”の集中豪雨で、その景色は一変した
豪雨によって島内各地で60件を超える土砂災害が発生し、通信設備への被害(×は中継光ケーブル断線箇所)が続出。名瀬を拠点に復旧活動が展開された
豪雨によって島内各地で60件を超える土砂災害が発生し、通信設備への被害(×は中継光ケーブル断線箇所)が続出。名瀬を拠点に復旧活動が展開された
豪雨に伴って発生した土砂崩れによって通信ケーブルの断線、電柱の損傷などが各地で発生した豪雨に伴って発生した土砂崩れによって通信ケーブルの断線、電柱の損傷などが各地で発生した
豪雨に伴って発生した土砂崩れによって通信ケーブルの断線、電柱の損傷などが各地で発生した

審査 17-1536-1

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