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NTT西日本グループの取り組み

第1回 離島の通信を守る〜島を情報から孤立させないために〜
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最先端の通信設備さえも脅かす自然の脅威

石川県輪島市の輪島港から定期船で北へ約1時間半、能登半島の沖合に浮かぶ「舳倉(へぐら)島」。島の周囲を日本海の荒波に囲まれた舳倉島の住民にとって、日常生活時はもちろん、緊急時や非常時などに連絡をとりあうための通信手段は、重要なライフラインのひとつだ。1984年に一般加入電話が整備されて以降、島では現在も約100回線が利用されているが、その整備と維持は、単なる通信サービスの提供にとどまらない。 島で生活される住民の安心な暮らしを支えるという重要な役割を担っているのである。

NTT西日本グループでは、こうした離島における通信を守るために、刻一刻と変化する通信ネットワークの利用状況や設備状況を24時間365日リアルタイムに監視し、お客さまに“安心、信頼”のサービスを提供し続けている。その中心的な役割を果たしているのが、ITオペレーションセンタ(以下、IOC)だ。ネットワークに関するプロフェッショナル人材と、最先端のオペレーションツールを備えたIOCは、言わば、西日本エリア全体の電話網を支える管制塔と言える存在だ。

しかし、時として自然の脅威は人間の想像を超えた事態をも引き起こす。2004年に舳倉島の通信を支える無線中継所の設備が大きなトラブルに巻き込まれた。IOCが通信システムの異変を察知し、連絡を受けすぐさま舳倉島に急行したNTT西日本グループの社員が送受信機のトラブルを発見した。

トラブルの原因は、日本海から吹き付けられた潮風による「塩害」。無線中継所にある送受信機をすべて交換し、なんとか事なきを得たが、故障復旧作業を担当した社員は「いかなる事情があっても伝送路の中断など絶対に許されませんから焦りました」と当時を振り返る。

このように、通信網の異変に際しては、最先端のオペレーションツールを駆使することにより、遠隔での診断や装置の切り替え等はできても、細かな故障箇所や発生原因の特定、故障修理対応など、人間の力でしかできない部分も多い。そのためNTT西日本グループでは、故障を未然に防止するため、舳倉島に社員が出向き、定期的な保守点検を実施している。

輪島市の北方にある舳倉島
輪島市の北方にある舳倉島は、漁業を基幹産業にした小さな島。
春から秋にかけては渡り鳥目当てのバードウォッチャーでにぎわう。
NTT西日本のITオペレーションセンタ
西日本エリア全域の電話・専用サービスなどの
基幹ネットワーク設備の遠隔監視・制御している「ITオペレーションセンタ」。
舳倉島の写真
海抜12.4mの平坦な島である舳倉島は、周囲を
すべて海に囲まれているため、通信手段が途絶えれば孤立してしまう危険性がある。
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審査 16-1288-1

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