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陸上競技部 [大会詳細]
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第59回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会

大会結果

強風にも負けず、
出場選手全員が力走!

9月23日(金・祝)から25日(日)の3日間、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで開催された「第59回 全日本実業団対抗陸上競技選手権大会」に、NTT西日本陸上競技部から4名の選手が出場し、全国から集まった実業団の強豪選手たちと熱い戦いを繰り広げました。

男子1万mに出場した池田泰仁は、ちょうど強風が吹くタイミングでスタートする組ながらも力走し、29分10秒87の30位でゴール。男子5000mに出場した3選手のうち、予選1組を走った関戸雅輝は14分04秒21の9位で決勝に進出、決勝でも走りそのものは悪くなかったものの、順位が振るわず14分34秒75の27位でゴールしました。加田将士はスローペースで進み、途中一気にペースが上がるという難しい組となった予選2組で力走するも、14分18秒84の12位でフィニッシュ。予選3組で走った松垣省吾は、気合いが入りすぎてか14分16秒82の14位でゴールしました。

夏の合宿後初めてのレースとなった今大会、合宿の成果全てを出し切る結果とはなりませんでしたが、出場した選手たちはそれぞれ何かをつかんだはず。その経験を生かし、大会に出場しなかった選手たちも含めてチーム一丸となって練習に励んでいます。今後、関西実業団対抗駅伝競走大会(龍神駅伝)などで結果を出すべく、個人の成長はもちろんチームとしてのレベルアップを図るべく、さらなる練習に励む選手たちの走りに注目です。

監督コメント

全国の舞台で戦うために何が必要かを考え、今後の練習に励んでほしい

自分が持つ課題をしっかりと把握しなければならない

清水監督
清水監督

今回、全体的に風が強いスタジアムでのレースということもあり、出場した選手たちは、それぞれが風の影響を受けたようです。しかし、それは他のチームの選手たちも同様。その中でもしっかりと走ることができなければなりません。

1万mに出場した池田については、レース展開などを見ていても問題はありませんでした。むしろ、彼のペースでレースを運べていたと思います。しかし、最後に集団から取り残されてしまい、そのまま上に行くことができませんでした。レース後、話をしたところ「差し込み痛がきて、思うように体が動かなかった」と言っていましたが、そこを含めて体調をしっかりと調整することが必要です。本人には、差し込み痛の原因をしっかりと知り、今後のレースに生かすように伝えました。

5000mの関戸については、決勝には残れたものの、昨年と同様、決勝の順位は最下位でした。走りそのものは悪くありませんでしたし、レースにも対応できていたように思います。とはいえ、ラストスパートで踏ん張りきれない、がむしゃらに走りきることができなかったのが、そのまま結果につながったというところでしょうか。「決勝なのだから、次のことは考えず、行けるところまで行ってやる!」という、辛くても我慢して前へ進む気持ちをもっと貪欲に持つようにと本人には言っています。

加田については、非常に難しい組でのレースとなりましたが、4000mあたりまではしっかりとレースに対応できていました。その後、集団から離れてしまいましたが、レースを最後まで諦めずに走っていたところなどがうかがえたのは良い収穫でした。とはいえ、本人からは「菅平の合宿時のように、自分で良い状態だと思えるコンディションで臨めなかったのが原因だ」という話を聞いています。なるべく、心身ともに100%に近いコンディションでレースに臨むことが大事なのだと、本人も痛感しているのではないでしょうか。

松垣については、本人もスピードに対応するための練習などをしっかりとやってきていましたし、意気込みもかなりのものがありました。ただ、初めて出場する全日本ということもあり、気合いが入りすぎて、力んでしまっていたところがあったようです。とはいえ、走りは決して悪いものではなく、諦めず最後までしっかりと走れていました。しかし、もうひと踏ん張りが足りなかったように思います。松垣には池田に続く中堅どころとして、皆を引っ張っていくベテランとしての役割も担っている選手です。もう一つ上のランクをめざすために、何が必要なのかを考えて今後の練習に励み、一つ一つのレースに挑んでもらいたい。それが全国の舞台で戦う力を養うことにもなると思います。

関西実業団対抗駅伝競走大会(龍神駅伝)・NY駅伝につながるレースをすることが大事

大会前にもお話ししましたが、夏の合宿は良い状態で終えることができました。ここで重要になってくるのが、後、2、3回、大会に出場してどれだけの結果を出すことができるかです。それが秋の関西実業団対抗駅伝競走大会(龍神駅伝)などへ直接つながっていきます。関西実業団対抗駅伝競走大会(龍神駅伝)、ひいてはニューイヤー駅伝も視野に入れて、結果を出すことを念頭に置き練習に励みますので、これからも応援をよろしくお願いします。

記録表

記録表 1万m赤字はNTT西日本陸上競技部

総合順位 選手名 所属 記録
1 ポール・タヌイ 九電工 27:37:67
2 エドワード・ワウエル NTN 27:37:99
3 ジョン・ツォー トヨタ自動車 27:38:27
30 池田 泰仁 パーソナルデータ NTT西日本 29:10:87

記録表 5000m赤字はNTT西日本陸上競技部

予選1組 選手名 所属 記録
1 ジョナサン・ディク 日立電線 14:03:60
2 小西 祐也 トヨタ自動車九州 14:03:73
3 サムエル・ドゥング 愛知製鋼 14:03:83
9 関戸 雅輝 パーソナルデータ NTT西日本 14:04:21
予選2組 選手名 所属 記録
1 ギタウ・ダニエル 富士通 14:07:81
2 パトリック・ムワカ 愛三工業 14:07:91
3 田子 康宏 中国電力 14:08:14
12 加田 将士 パーソナルデータ NTT西日本 14:18:84
予選3組 選手名 所属 記録
1 ジョセファト・ダビリ 小森コーポレーション 13:50:77
2 ガトゥニ・ゲディオン 日清食品グループ 13:50:89
3 山崎 敦史 SUBARU 13:51:05
14 松垣 省吾 パーソナルデータ NTT西日本 14:16:82
決勝 選手名 所属 記録
1 ギタウ・ダニエル 富士通 13:32:25
2 ジョナサン・ディク 日立電線 13:34:06
3 パトリック・ムワカ 愛三工業 13:34:28
27 関戸 雅輝 パーソナルデータ NTT西日本 14:34:75

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審査 10-4769-3
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