福岡に強豪ランナーが集結
世界を相手に小椋が見せる力走に期待!
小椋選手
12月2日に開催される「第61回福岡国際マラソン選手権大会」。福岡市の平和台陸上競技場を発着点とするコースで行われる本大会に、NTT西日本陸上競技部からは小椋誠選手が出場します。
福岡国際マラソンは、2008年に開催される北京オリンピックのマラソン代表選考を兼ねており、順位と記録が代表選考を大きく左右する重要なレース。選考の内定タイムは設けられておらず、本大会を含む3つの選考レース(東京マラソン、びわ湖毎日マラソン)で上位に入り、かつ五輪本番での活躍が期待できる選手が選ばれることになります。
今回、日本記録保持者である高岡寿成選手(カネボウ)や前・日本記録保持者の藤田敦史選手(富士通)、アテネ五輪5位の油谷繁選手(中国電力)などのスピードランナーが出場することもあり、かなりハイスピードなレースになることが予想されます。そういった状況で小椋がどこまで先頭集団に食らいつき、余裕を残してスパートできるかが、勝負のポイントとなりそうです。
大会開催要項
第61回福岡国際マラソン選手権大会
兼 第29回オリンピック競技大会(2008/北京)代表選手選考競技会
期日 | 2007年12月2日(日)12時10分スタート |
放送 | 2007年12月2日(日)12時00分〜14時30分 生中継 テレビ朝日系列(放送予定) |
主催 | (財)日本陸上競技連盟、朝日新聞社、テレビ朝日、九州朝日放送 |
後援 | 国際陸上競技連盟、福岡県、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、日刊スポーツ新聞社 |
主管 | 福岡陸上競技協会 【参照URL:http://www.fukuriku.com/】 |
支援 | 福岡県警察、陸上自衛隊第4師団 |
協賛 | 武田薬品工業 |
協力 | トヨタ自動車、シチズンホールディングス |
NTT西日本エントリー選手 ※写真をクリックすると選手の詳細を表示します。
年間を通して故障もなく、順調にトレーニングできていますし、体調も問題ありません。いい状態でレースに臨めると思います。今回、オリンピックの代表選考会ということで、イーブンなタイム設定と標準タイムを狙っての高速なレース展開になると思いますが、集団にうまくリズムを合わせてのっていき、後半は我慢のレースをすることで自己ベストを出したいと思っています。皆さん、応援をよろしくお願いいたします。
清水康次監督コメント
清水康次監督
今の小椋のコンディションは悪くないですね。先日の龍神駅伝でもなかなかのタイムでしたし、スピードの切り替えもできています。
今回、藤田選手や佐藤敦之選手(中国電力)などのスピードランナーが出場するということもあり、小椋本人には「ラビット(※)の動きに気をつけて、先頭に食らいついて思いきっていけ」とアドバイスしました。
当日は、5km15分くらいのペースになるでしょうから、30kmくらいまではある程度余裕を残して先頭に食らいつき、そこからスパートをかけることができれば理想的な展開になると思います。
※ラビット:ペースメーカー