最新2006-08-29 NEW!
※大会結果はこちら
晩夏の北の大地を彩る
“夏マラソン”の決定版
力走する清水選手と松本選手(前回大会)
今回で20回目の記念大会を迎える夏の風物詩的マラソン。国内外のトップランナーから市民ランナーまで男女約4800人がエントリー、晩夏の札幌を舞台に健脚を競う。北海道といえど、夏、昼間のレースとあって気温はある程度高くなる。女子では昨年、千葉真子(豊田自動織機)が2時間25分46秒(大会記録)の好タイムで2連覇を果たすなど、冬場に匹敵するタイムもマークされているが、男子では未だ誰もサブテン(2時間10分を切ること)を果たしていないことからも分かる通り、それだけ過酷なレースといえる。
第13回大会で
優勝した松本選手
大会開催要項
2006北海道マラソン
兼第11回IAAF陸上競技選手権大阪大会 選手選考競技会(女子)
期日 | 2006年8月27日 12時10分男女同時スタート テレビ中継:フジテレビ系列(放送時間:12時00分〜14時55分) |
コース |
[スタート] 真駒内屋外競技場 → (第1折り返し) → (第2折り返し) → 中島公園 [ゴール] (42.195km) (日本陸上競技連盟公認コース)
<行き方> |
主催 | 2006北海道マラソン組織委員会 (財)北海道陸上競技協会、北海道新聞社、北海道文化放送、エフエム北海道、道新スポーツ北海道、北海道教育委員会、札幌市、(財)北海道体育協会、北海道市長会、北海道町村会、札幌商工会議所、(社)北海道観光連盟、札幌観光協会 |
後援 | (財)日本陸上競技連盟 |
協賛 | 武田薬品工業株式会社 |
主管 | 札幌陸上競技協会 |
NTT西日本エントリー選手 ※写真をクリックすると選手の詳細を表示します。
びわ湖以上の走りを期待
西田が暑さと国内外の強豪に挑む
網走で最終調整を行う
西田選手
冬はスケートのメッカとなる真駒内屋外競技場をスタートし、中島公園に戻る42.195km。最初の3kmこそやや上るが、その後、高低差約40mをダラダラと下っていく。暑さ対策とスタミナ温存のために、前半の下りをいかに力を使わずに走れるかが、ポイントとなる。
勝負どころは、例年、第1折り返し(27km付近)と、その約2km後にある第2折り返しあたり。応援もまばらで、体力的にも精神的にも一番きつくなるところ。選手には勇気と我慢が必要となる。その山を越えれば、大通公園、駅前通と一段と沿道の声援も増え、ランナーに勇気と希望を与えてくる。
今回、男子の招待選手として、今春までコニカミノルタの主力として活躍した2000年シドニー五輪男子マラソン銀メダリストでケニア出身のエリック・ワイナイナ(アミノバイタルAC)、トヨタ自動車九州の主戦・中崎幸伸らが、女子は大会3連覇を目指す千葉真子、昨年の世界陸上ヘルシンキ大会6位の原裕美子(京セラ)らが出場。夏の王者&女王、そして2時間10分13秒&25分46秒の大会記録を目指ししのぎを削る。
清水コーチからアドバイス
を受ける
NTT西日本からは西田学が出場。3月のびわ湖毎日マラソンでは、自己記録を更新する2時間15分22秒で11位と健闘しているだけに、今回はそれを少しでも上回る成績を残したいところ。膝の故障などで今季前半のトラックシーズンは今ひとつだったものの、7月以降はこのレースに向けしっかりと脚作り&スタミナアップに努めてきており楽しみだ。駅伝など秋以降の本格的なロードシーズンに向け、しっかり足場を固めておきたい。
上窪隆夫監督の話
「西田は、びわ湖毎日マラソンで自己ベストを更新するなど、マラソンで力を発揮している。今回の北海道マラソンは、2時間12分、13分という次なるステップへ向けての試金石となるレース。夏のレースなのでタイムではなく、粘りの走りで上位進出を目指してほしい。ベテラン組、若手組ともども、夏場は順調に走り込みができている。秋以降のトラック&ロードシーズンに向け、チームに勇気と勢いを与える走りを期待したい」
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