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ニューイヤー駅伝2016(第60回全日本実業団対抗駅伝競走大会)

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チームレポート(宮崎強化合宿)

心技体を備えた“強い走り”で18位以上の目標達成に挑む!

1日の練習回数を抑え、選手に密度の高い練習を意識させる

選ばれた12名がしのぎを削って練習に励む

選ばれた12名がしのぎを削って
練習に励む

和歌山県龍神村でのニューイヤー駅伝予選会後、「11月末まではトラックレースの1万mで一度叩き、宮崎強化合宿で再び駅伝モードへ戻す」と語っていた清水康次監督の指揮の下、陸上競技部は様々な準備・調整を行ってきました。まず、11月21日には中国実業団長距離記録会に1名、11月28日には京都産業大学長距離競技会に4名、八王子ロングディスタンスに4名が出走。「出場した選手たちは、自己新記録を出した者はもちろん、走りの内容について満足いく内容だった者が多くいて、順調にコンディションを上げてきている」とのこと。さらに11月28日から12月1日まで群馬県のニューイヤー駅伝コースでの試走に赴き、コースを確かめつつレース当日のイメージトレーニングも実施したそうです。

そして、今回の宮崎強化合宿(12月7日から18日)には、龍神駅伝での走りやトラックレースの結果を踏まえて選ばれた、池田、加田、竹中、阿部、中川、関戸、益田、監物、渡邊、小澤、竹ノ内、木村の12名が参加。宿舎裏の松林にあるジョギングロードで練習に励んでいました。

昨年、同じ場所で臨んだ強化合宿では、1日に3部練を課し、長距離練習を重点的に取り組んでいましたが、今回はあえて練習量を抑えめに設定。取材日の練習メニューは、1kmを10本走るトレーニングを実施し、選手たち全員が同じペースで走ることを意識して練習に取り組んでいました。その様子を見守る清水監督は「今日の練習では、まだ走りにばらつきがあることが分かりました。このばらつきを今回の強化合宿で均等に仕上げる必要があります。今回の合宿が昨年と違うのは、朝と昼の2部練のみとした点です。もちろん、徹底した強化は必要だと思いましたが、オーバーワークにつながる可能性もあります。それよりは、練習総量を減らすことで『密度の高い練習をしなければならない』と選手たちが自ら考える環境を作ることが大事だと判断してのことです」と、自身の思惑などについて語っていました。

若手の爆発力・ベテランの経験と力がチームを一つ上のステージへ引き上げる

「若手の爆発力、ベテランの経験の融合がキーになる」と語る清水監督

「若手の爆発力、ベテランの経験の
融合がキーになる」と語る清水監督

若手選手を中心に据え、ベテラン選手が要所を締めるという構成で予選会を戦い抜いたNTT西日本陸上競技部。
 清水監督は「若手を中心に据えたチーム構成は、予選会において機能することがわかったので、ニューイヤーに向けた下準備はできたと考えています。ここから先で重要になるのは、各自がコンディションを上げて最良の状態でスタート地点に持っていけるかどうか」と分析。それを踏まえ、今回、軸となる選手については「若手でいうと、益田、関戸、監物、渡邊、小澤、竹ノ内には期待したいところです。そこに池田、加田などのベテラン選手が加わり、各自がパフォーマンスを発揮してくれれば、目標である18位にも十分届くと考えています」と語っていました。

ベテランの池田(右から2番目)と加田(左から2番目)の安定感に加え、監物(中央)・小澤(左端)・竹ノ内(右端)の走りに期待がかかる

ベテランの池田(右から2番目)と
加田(左から2番目)の安定感に加え、
監物(中央)・小澤(左端)・
竹ノ内(右端)の走りに期待がかかる

ニューイヤー駅伝には、外国人選手が唯一エントリー可能な2区、エース区間・最長区間である4区、空っ風の影響をより強く受ける5区など、レースの展開を大きく左右する要素が多々あり、それが毎年様々なドラマを生みます。「やはり2区で確実に差が出てしまうのは否めませんので、まず1区でどれだけトップの近くを走ることができるか、そして2区で差を広げられないように踏ん張るかが重要になってきます。そこについては若手選手たちの爆発力に期待したいところです。続く3区は、離された2区での遅れをどのように取り戻し、後続との差を広げるか。エース区間である4区では、日本トップクラスのエース級選手を相手にどこまで食らいついて走ることができるかなど、レース前半で流れを作れるかどうかが、結果につながってくると考えています」(清水監督)。

総合力で勝負するNTT西日本陸上競技部にとっては、7区間の走者全員が最高のパフォーマンスを発揮することが、より上位をめざす最低条件。前半区間で紡いだ流れを、5区以降の追い上げやラストスパートへつなげるためには、若手の爆発力とベテランの経験・力が融合し、互いを高め合うことが必要になってきます。そのために生きてくるのが、選手たち自身に練習の密度を意識させ、ニューイヤー駅伝本番で力を発揮するにはどうすればいいかを自発的に考えさせる環境づくり。メンタルを強くすることが、フィジカルの強化に直結し、清水監督が常々語る“強い走り”への道にもつながっていきます。

「NTT西日本の看板を背負う自分たちが、会社のために、より上位をめざすことはもちろん、来年の関西からの出場枠を減らさないことも至上命題。関西実業団の代表として、より多くの人の期待を背負って走ることを、選手たちには意識してもらいたいと思っています」と決意を語る清水監督。

応援してくれる人たちの期待に応えて上位を狙うために、フィジカル面はもちろんメンタル面でのさらなるパワーアップに取り組むNTT西日本陸上競技部。元日の朝、より成長した姿で上州路を疾走してくれるであろうNTT西日本陸上競技部の走りに要注目です。(12月9日取材)

応援よろしくお願いいたします。
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