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陸上競技部 [大会特設]
NTT WEST
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第53回関西実業団駅伝競争大会 兼 第55回全日本実業団対抗駅伝競走大会予選

チームレポート

新生チームの力を結集し、狭き門を突破せよ!

若手選手がもたらしたメンバー争いによる緊張感がチーム力の底上げにつながる

練習に余念がない選手たち

練習に余念がない選手たち

今年の龍神駅伝こと、「第53回関西実業団対抗駅伝競走大会」当日まで、あとわずか。昨年度末でベテラン選手3名が引退したNTT西日本陸上競技部は、若手を中心とした新しいチームとして生まれ変わりました。昨年度の6枠から4枠へと、ニューイヤー駅伝への出場権獲得が狭き門となった今年、龍神駅伝の舞台で若いチームが4強を撃破するための最終調整に余念がありません。新しくなった淀練習場で練習に励む選手はもちろん、清水康次監督をはじめとしたスタッフの真剣な表情からもその強い思いがうかがえます。

入部3年目の加田、竹中、渡辺が経験を着実に積み安定感が増し、2年目の阿部と平川も一回り大きく成長してきたことに加え、今年入部した関戸、中川、山本もチームの大きな原動力となりそうです。もちろん、今やエース格となった池田をはじめとした中堅選手の調子も上々。若手選手を中心とした勢いのあるチームが完成しつつあるようです。

主将・大崎

主将・大崎が
若手選手たちに檄を飛ばす

主将・大崎は「阿部や平川をはじめとした若手、そして今年入部した関戸、中川、山本といった新人たちにより、駅伝のメンバー争いが激しくなり、良い緊張感が出始めました。今回の龍神駅伝、皆が力を出し切れば4強の一角を崩すだけでなく、撃破、ということもありえますね」と後輩たちの成長を語るなど、チーム力の底上げができていることもうかがえました。

さらに、「やはり、昨年の龍神駅伝で5区を走り、ニューイヤー駅伝も経験した阿部は、今年大きくなりました。今回のレースでも活躍してくれるはず。それ以外でも、入社1〜2年目の選手たちがチームに新しい風を吹き込んでくれています」と松本コーチが話すなど、若手選手への期待は大きいようです。


4強を撃破するには、1〜3区で勢いに乗ることが重要

清水監督

狭き門を突破するためには、
勢いが大事だと語る清水監督

「ベテランが要所要所を締めてくれれば、どんな状態でも必要最低限の仕事をしてくれますが、若手中心である我々にとって重要なのは“勢い”です。一つ間違ってブレーキがかかれば、レースに勝つことは不可能になりますので、まず、レースまでの間、コンディションには細心の注意を払い、最高の状態でレース当日を迎えなければなりません。そこで初めて、勢いを持ってレースに臨める訳ですからね。とはいえ、今のチームは良い状態ではあります。新人などの成長により、チーム内にメンバー争いによる良い緊張感が出てきました。誰をどの区間に置くかは、これから最終的に判断していきますが、若手を中心とした勢いのあるレースができるメンバーを選びたいとは思っています。各選手には、『誰が出場して、どこを走ってもいいような状態に自分を持っていく』ということを意識しておいてもらいたいですね」とチームの状態について語る清水監督。

鬼気迫る表情で走り込みをしていた選手たち

「全員がキーパーソン」という清水監督の思いを汲んでいるかのように、
鬼気迫る表情で走り込みをしていた
選手たち

加えて、今年のレース展望についても「昨年度6枠あったニューイヤー駅伝への出場枠は、今年4枠となってしまいました。これは、常に巨大な壁として立ちはだかってきた、山陽特殊製鋼、大塚製薬、四国電力、佐川急便の4強を撃破しなければ、ニューイヤー駅伝の出場権はつかめないということを意味しています。さらに、大阪ガスや大阪府警といった、毎年デッドヒートを繰り広げてきたライバルたちも我々と同じ思いでレースに臨む訳ですから、本当に厳しい戦いとなるでしょう。そんな厳しい状況でレースに臨むわけですが、一番大事なのは、1区から3区までで、トップを走り続けるくらいの勢いに乗ることです。ここで波に乗れれば、4強撃破の突破口が見えてきます。そういう意味では、3区までの前半を走る選手たちには、常に“勢い”を持って、攻めの姿勢で走ることを意識してもらいたいですね。3区までで作った勢いに乗れれば、後半のレース展開を有利に運ぶことができるはずです」と語ります。

練習後のミーティング

練習終わりに円陣を組み、
気合いを入れ合う選手たち

駅伝は、各選手のコンディションはもちろん、気象条件やコースの路面状況などによって様相を変える“水もの”。特に、龍神駅伝のコースのように、高低差の激しい山間コースでは、天候の変化をはじめとして何が起こるかわかりません。そんな不確定要素をものともしないために、各選手が修練を積み重ねて高めてきた力と、全員で培ったチーム力で龍神駅伝に挑むNTT西日本陸上競技部。ニューイヤー駅伝出場をめざし、狭き門を突破すべく力走する各選手の熱い走りにご注目ください!
(11月1日取材)


審査 10-4769-3
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