最長区間の5区を走る佐藤(前回)
レースの舞台となる龍神村は“日本三大美人の湯”として有名な温泉地。そうした観光地としての顔とは逆に、7区間(80.45km)で争われる関西実業団対抗駅伝競走大会のコースは、高低差が200m以上もあるアップダウンの激しい難コースです。中でも、レースの行方を占う重要区間が、最長区間の「5区(16.0km)」。後半10km以上の上りで一気に100m近くも高度を上げる5区は、どちらもタフさが求められる山あいのコース。さらにこの5区には、各チームがエース級の選手を投入するため、毎年トップアスリートがタフさとスピードを競い合いながらくり広げる熱い争いが見られる注目ポイントといえます。
そんな5区の熱戦も見つつ、ほかの区間の熱い走りも観戦できるポイントがスタート地点でもある「龍神行政局前」です。緊張感あふれるスタート、5区の選手に良い順位でタスキをつなごうと力走する4区の選手、4区から5区へのタスキリレー、折り返してきた5区の選手の力走に加え、アンカーとしてゴールをめざす7区の選手のラストスパートまで観戦できます。
1区 | [スタート] 龍神行政局 →(温泉方面)→ 上湯ノ又バス停 | 12.6km |
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2区 | 上湯ノ又バス停 →(温泉方面)→ 一休食堂 | 7.68km |
3区 | 一休食堂 →(折返し)→(温泉経由)→ 青少年交流センター | 10.87km |
4区 | 青少年交流センター → 龍神行政局 | 9.5km |
5区 | 龍神行政局 →(北野バス停折返し)→ 宮代民宿瀬戸 | 16.0km |
6区 | 宮代民宿瀬戸 →(上湯ノ又バス停折返し)→ 青少年交流センター | 11.0km |
7区 | 青少年交流センター → 龍神体育館 [ゴール] | 12.8km |