応援ありがとうございました!
女子
男子
堀越・佐々木ペアが激戦を制してV!!
東京と大阪の2大インドア大会を制覇!!
2月8日、大阪市中央体育館で開催された「第54回全日本インドアソフトテニス選手権大会」。NTT西日本からは中堀成生・高川経生ペア、堀越敦子・佐々木舞ペア、大庭彩加・專c(さこだ)光理ペアが個別認定選手として出場し熱戦を繰り広げました。
堀越・佐々木ペア
女子は、昨年10月に開催された皇后杯での優勝後、様々な大会で勝利を重ねている堀越・佐々木ペアが、東京インドアでの優勝に続いて、今大会でも冴えのあるプレーを見せました。予選リーグを危なげなく勝ち抜いた同ペアは、準決勝で昨年10月のアジアソフトテニス選手権大会優勝ペアに5-4で勝利。決勝では最初の2ゲームこそ先制されたものの、一気に4ゲームを連続して奪取。続く第7、8ゲームを奪われて勝負は最終ゲームにもつれ込みましたが、今期様々な大会で勝利を重ねてきた勢いそのままに、思い切りの良いプレーで、相手をねじ伏せて優勝しました。
大庭・專cペア
また、大庭彩加・專c光理ペアは、予選リーグ2試合目は強豪を相手に大接戦。試合は最終ゲームまでもつれ込みましたが、最後まで集中力を途切れさせず勝利し、接戦をものにして決勝トーナメントに進みました。準決勝は、第1ゲームを先取して勢いに乗ったプレーを魅せますが、最終ゲームを制することができずに惜敗しました。
中堀・高川ペア
一方、今大会で2年連続9度目の優勝をめざす中堀・高川ペアは、予選リーグ初戦で対戦相手を撃破した後、昨年10月の天皇杯で2位となった実力派ペアと対戦。中堀が巧みなショットで高川を動かし、高川が神がかり的な反応速度で相手を翻弄する「黄金パターン」を連発して試合を進めましたが、相手ペアは最強ペアを恐れずに向かってくる積極的なプレーで応戦。最終ゲームまでもつれる攻防が続いた末、中堀・高川ペアは惜しくも敗れてしまいました。
選手・監督 コメント
中堀成生コメント
調子も良く、ある程度の感覚はつかめていたのですが、相手の勢いが良かったですね。9度目の優勝を飾ることはできませんでしたが、気持ちを切り替えて来シーズンもがんばりたいと思います。熱いご声援をありがとうございました。
高川経生コメント
1月から、東京・愛知・宮崎で開催された大会に出場しましたが、今回の全日本インドアが一番良い調子で臨めました。ボールもしっかり見えて良い動きができていたのですが、相手の勢いにやられてしまいました。来シーズンに向けて良い課題ができたと思いますので、高いパフォーマンスが発揮できるようにがんばります!
堀越敦子コメント
応援してくださった大勢の皆さんのおかげで勝つことができました。本当にありがとうございます。次は、広島で開催されるアジアカップをめざして、練習に励んでいきます。今回、私たちが思い切って攻めていくプレーしている姿を見て、何かを感じてもらえたらうれしいですね!
佐々木舞コメント
今回、「練習でやってきたことをしっかりやり抜く」ということ、NTT西日本の「後衛も前に出る」というスタイルを貫くことを考えて試合に臨みました。ここ一本というところで取り切れないところがありましたが、最後はしっかりと結果を出すことできてよかったです。来シーズンは、自分がペアをしっかり引っ張っていくプレーをしたいと思います。
大庭彩加コメント
準決勝は相手にやられたというのではなく、「自分たちのミスから出た負け」でした。肝心な所で集中力が切れてしまったことや、攻めるとき攻めきることができなかったなど、自分たちのプレーをやりきることができなかったのが悔しいです。来シーズンは勝ちパターンをしっかり作って、今以上に安定して勝てるようになりたいですね。
專c光理コメント
今大会は、今まで挑戦したことのない戦略で臨んだため不安もあったのですが、「とにかくやってみよう!」という気持ちで試合に挑みました。3位という結果は満足できる結果ではありませんが、次につながる課題が見つかったのは収穫だったと思います。これからは、自分だけの武器を作り、「勝つんだ!」という強い気持ちをもってがんばりますので、応援をよろしくお願いします。
日本代表女子監督 中本裕二NTT西日本広島総監督
堀越・佐々木ペアは今大会で優勝したことで東京と大阪、日本の2大インドア大会制覇を達成しました。試合運びも文句無しでしたし、本当に良い試合をしてくれたと思っています。昨年の皇后杯からの勢いはまだまだ続くでしょう。堀越に引っ張ってもらっている佐々木にとっても、非常に良い経験になったと思います。大庭・專cペアについては、予選リーグでの試合は良かったのですが、準決勝の試合運びは「もったいない」のひと言に尽きます。あの試合は、こちらのミスさえなければ、最終ゲームまでもつれ込むことなく勝負を決めることができたはずです。今回の敗戦を糧に、より自分たちの技術・メンタル面を高めていってほしいですね。
藤川幸徳NTT西日本広島男子監督
中堀・高川ともに調子は良く、今大会で2年連続9度目の優勝を果たすべく、心身共に万全の状態で臨みました。結果的に敗れたとはいえ、実際、中堀・高川のプレーに落ち度はありませんでした。今回、彼らを破ったペアは、若手の中でも1、2を争う実力派ペアです。彼らを「良くやった」と褒めるべきかもしれません。それほど、素晴らしい試合でした。最強ペアである中堀・高川を破る若い力が台頭し始めたのはうれしいことですが、これからも若い力を迎え撃ち、トップとして君臨し続けてもらいたいと思っています。皆さん、今後とも応援をよろしくお願いします。
各トーナメント戦の試合結果
ギャラリー
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