第2代表決定戦で日本生命と対戦したNTT西日本。
第1代表決定戦でパナソニックに敗れたとはいえ、予選リーグ5連勝の勢いは今日も健在だった。
4回、ワンアウト2塁から8番竹林がライト前へタイムリー。さらに日本生命の先発下野を攻めたて、ツーアウト1、2塁から2番梅津のセンター前ヒットで2者が生還。NTT西日本が3点を先制する。
しかし7回、ここまで日本生命打線をノーヒットに抑え込んでいた先発小原が1点を失い、代わった安部がスリーランホームランを打たれ、3対4と逆転を許してしまう。
だが、このままでは終わらないのが今年のNTT西日本。
逆転されたその裏、ワンアウト満塁から4番高本のピッチャーゴロが、日本生命の2番手土井のフィルダースチョイスを誘い、試合は4対4の振り出しに。
そして迎えた延長11回。ノーアウト満塁から6番松尾が放った打球は、接戦にピリオドを打つレフトへの犠牲フライ。
劇的なサヨナラ勝ちを収めたNTT西日本が、3年連続21度目となる都市対抗野球大会への出場権を獲得した。