近畿地区代表決定戦の最終戦、新日本製鐵広畑と対戦したNTT西日本。
2回に2点を先制されてむかえた4回裏。無死満塁の絶好のチャンスに、6番若林の犠牲フライでまずは1点をかえす。そして1アウト満塁から、8番北アが右中間へ2点タイムリーで逆転に成功。
さらに2アウト2、3塁から、1番宮崎がレフトへ2点タイムリーヒットを放つ。NTT西日本がこの回、打者一巡の猛攻で、一挙5点を奪い逆転。さらに6、7回に追加点を上げ、8-2と大きくリードを広げたNTT西日本。
投げては先発笠木が、毎回のようにランナーを許すものの、要所を抑える粘り強いピッチングで、2回以降は新日鐵打線に得点を与えない見事な完投勝利。
この結果、NTT西日本は2年ぶり19回目の都市対抗野球本大会出場を決めた。