「第67回 JABA東京スポニチ大会」は社会人野球のシーズン幕開けとなる大会で、16チームが4ブロックに分かれて総当たり戦を行い、各ブロック1位のチームが準決勝からトーナメント形式で優勝を争います。
2回裏、2死2塁のチャンスに9番北崎選手のライト前タイムリーヒットで先制点を挙げる。続く3回には、4番高本選手がレフトスタンドへ豪快なソロホームランを放ち1点を追加。4回には、新人景山選手がこの試合2本目のヒットで出塁すると、2死後1番梅津選手がライトの頭上を越えるタイムリー3ベースヒットで更に1点を追加。8回には先頭の6番河本選手が2ベースヒットで出塁し、送りバントで進めると9番北崎選手が2打点目となるタイムリーヒットで4点目を挙げた。投げては、先発の増田投手がランナーを許しながらも要所を締める投球で7回途中までを無失点に抑えると、2番手松岡投手が一人もランナーを許さないパーフェクトリリーフを披露し、見事な完封リレーで初戦を勝利した。
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先発の安部投手は、立ち上がりから球威・制球共に冴え、5回まで相手打線をノーヒットに抑える。しかし6回1死から初安打を許すと、その後4本の長短打で3点を先制される。打線は序盤から再三チャンスを作るものの、あと一本が出ず苦しい展開が続く。7回から2番手として登板した吉元投手も、8回に1点を許し、打線も最後まで相手投手を攻略できず、0−4の敗戦となった。
打撃陣は初回、5つの死四球と7番梅津選手、9番北崎選手のタイムリーヒットなどで一挙5点を先制する。先発の松岡投手は、5回・6回に計3失点したもののテンポの良い投球で、流れを相手に渡さない好投を続けた。6回途中からは、姫野投手、藤川投手、増田投手が相手打線をノーヒットに抑える好リリーフで、初回の5点を守り切った。