都市対抗野球大会初戦まであと一週間となった8月24日、硬式野球部は決戦の場「東京ドーム」に向けて出発した。
「チームの状態はすごく良い調子です。打撃陣も3番藤井を筆頭に良く振れてますし、投手陣も全体に調子をあげています。しかし、調子のよさに浮き足立って足元をすくわれないように注意しなければなりません。技術面はやることはやりましたので、残りの一週間はメンタルな面でチームを引っ張っていきます」。チーム全体の好調とは別に指揮官は表情を引き締める。 |
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今年から主将を任された黒塚選手は都市対抗でのNTT西日本硬式野球部の見所を次のように語ってくれた。「”挑戦者の気持ちで、全員で相手にぶつかる姿”を見て欲しい」と。われわれ応援団も選手とひとつになって、勝利に向かって全力を尽くして行きたい。 |
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今年の都市対抗野球はNTT西日本にとって記念すべき大会でもある。川崎選手が10年連続出場で表彰されるのだ。「特に10年連続は意識してませんでしたが、達成できたことは名誉あることなので嬉しいです。特に10年目の節目に自分のチームのユニフォームで出場できることが何より嬉しいです。チーム全体が日本一に向かって頑張っているので、自分もがむしゃらに、そして貪欲になって日本一を目指したいです」。川崎選手の表彰は初戦の開始前にグランドで行われる。 |
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「今の時代に社会人野球のできる環境にいられることを感謝し、応援に来てくれた方に感謝して、勝利を目指す野球をします」。村本監督は決意を胸に東京ドームのグランドに立つ。 |