鹿児島ターミナルビル株式会社(アミュプラザ鹿児島)様

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2015年2月16日 掲載
  • 〜50名程度
  • サービス業
  • コスト削減
  • ネットワーク最適化
  • サービス価値向上

導入サービス:Bizひかりクラウド コミュニティ デジタルサイネージ

オンプレミス型の3分の1の初期費用でデジタルサイネージを導入
広告宣伝業務の省力化と、来館者へのタイムリーかつ多様な情報提供を実現

鹿児島の陸の玄関口・ランドマーク
「アミュプラザ鹿児島」で
鹿児島をもっと元気に、もっとステキに
JR九州グループの駅ビル管理会社、鹿児島ターミナルビル株式会社(以下、鹿児島ターミナルビル)様が運営する、鹿児島中央駅直結の複合商業施設「アミュプラザ鹿児島」。九州新幹線が部分開業した2004年にオープンしたアミュプラザ鹿児島は、鹿児島初出店のファッションブランドや生活雑貨チェーンなど200店舗以上を擁し、鹿児島の新たな陸の玄関口という立地を生かしながら、新たなランドマークとしても親しまれています。開業10周年を迎えた2014年9月には、隣接地に新館「アミュプラザ鹿児島プレミアム館」(写真=左側の黒色の建物)を建設。鹿児島の街ににぎわいを創出しています。

キーテクノロジー&ソリューション

事例の概要

 鹿児島ターミナルビル様は、アミュプラザ鹿児島の開業10周年を機に増床した新館「プレミアム館」に、デジタルサイネージを導入しました。デジタルサイネージ専用の従来型セット・トップ・ボックス(以下、STB)の代わりに、「NTT西日本の情報機器光BOX+(※1)を利用したクラウド型のサービス」を採用することで、導入コストをオンプレミス(自社運用)の場合の約3分の1に抑制。また、デジタルサイネージの導入によって、プレミアム館各フロアのポスター張り替え作業などが不要になり、来館者に対しては動画などを交えたリアリティー感のあるタイムリーな情報提供を行うことが可能となりました。

※1.「光BOX(HB-1000「2」)」について
本製品によるインターネット利用には、「フレッツ光」等のブロードバンド回線、および対応するプロバイダーとの契約・料金、ルーター等が別途必要です。環境によっては、十分な帯域確保ができず音声や映像が途切れる場合があります。「フレッツ 光ライト(FTTHアクセスサービス)」でもご利用いただけますが、アプリケーション等のバージョンアップや動画視聴などでのインターネット通信により、「フレッツ 光ライト」の月額利用料が2段階定額の上限額に達する場合がありますので「フレッツ 光ネクスト」等他の定額サービスのご利用をお勧めします。本製品の利用には、HDMI端子付のテレビが必要です。ファイルのダウンロードはできません。ページによっては、動画や音声が再生されなかったり、文字や画像が正しく表示されなかったりする場合があります。JAVA等のプラグインには対応しておらず、追加することもできません。詳しくは、NTT西日本ホームページ[http://www.ntt-west.co.jp/kiki/hikaribox/]にてご確認ください。

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システム導入の背景

デジタルサイネージは、これからの商業施設にとって“あるのが当たり前”の設備

7階建てのプレミアム館。延べ床面積は8,700㎡。店舗数は219(2014年12月現在)

 鹿児島ターミナルビル様は、アミュプラザ鹿児島の開業10周年を“第2の創業期”と位置付けてプレミアム館の新設を計画。それに合わせて本館においても半分以上の店舗のリニューアルを検討するなど、絶えず新しいファッションやライフスタイルを提供し、新鮮な情報を発信し続けることで、誰もが訪れて楽しめる商業施設をめざしていました。
 そうした中、プレミアム館来館者へのプロモーションツールとしてデジタルサイネージの導入を検討。「今や街の至る所で大型のディスプレーを目にする時代です。これからの商業施設にとって、お客様へ効果的な告知ができるデジタルサイネージは、あるのが当たり前のものだと考えました」(総務部担当部長 兼 設備運営課 課長の川越敏氏)
 そして、本館のネットワークインフラの構築を担当したNTT西日本に、どのようなデジタルサイネージシステムを構築すべきか相談しました。

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NTT西日本の提案

ネットワークからシステムまでワンストップで構築することで、
鹿児島ターミナルビル様の負担を軽減

 NTT西日本はまず、詳細なヒアリングを実施。本館では、6年前に施設情報案内システムが導入され、来館者へのフロア案内として活用していましたが、約30台設置した情報端末は経年劣化などによりたびたび不具合が発生していました。加えて、構築にはさまざまなベンダーが関わり、保守区分が細かく分かれていた上、端末を納入した海外メーカーは既に存在しておらず、迅速な改善が行えない状況となっていました。
 そこでNTT西日本は、プレミアム館のデジタルサイネージについて、ネットワーク環境だけでなく、システムも含めてNTT西日本が一元的に構築することを提案。保守についても、NTT西日本グループがワンストップで引き受ければ、迅速な対応が可能となり、鹿児島ターミナルビル様の負担も軽減されます。「そうした提案を踏まえ、デジタルサイネージのシステムを含めて『どのような仕組みのものを、どのように導入すればよいか』という基本的なところからNTT西日本に相談に乗ってもらいました」と川越氏は振り返ります。

クラウド型で提供し、STBには「光BOX+」を活用

 デジタルサイネージの導入にあたり、鹿児島ターミナルビル様が最も重視していたのはコストでした。「サーバーも含めてデジタルサイネージのシステムを構築するとかなりの投資になります。『お客様への告知』という目的を達成するにはどこまでの機能が必要か、コストとのバランスを考え、最終的に、多機能性は必要ないと割り切り、システムを検討しました」(川越氏)
 デジタルサイネージのシステムには、ディスプレーに表示するコンテンツの再生順序・再生日時などタイムスケジュールを管理したり、STBの死活監視をしたりするためのコンテンツ・マネジメント・システム(以下、CMS)が必要ですが、一般的なオンプレミス型CMSの場合、多種多様なお客様のニーズに応える多機能型のため、数百万円程度の導入費用が掛かるのが一般的です。
 そこで、NTT西日本は鹿児島ターミナルビル様のご要望を踏まえた上で、クラウド型のサイネージシステムを提案。クラウド型のサービスは、複数のユーザーとCMSなどのシステムを共用することなどから、オンプレミス型と比較し、導入費用を軽減することができました。また、STBは10万円を超えるものがほとんどでしたが、クラウド型のデジタルサイネージは、STBとして、NTT西日本の情報機器「光BOX+」(1台8,381円 税抜き)が利用できるため、従来型のSTBと比較し導入費用を軽減することができました。

図:ディスプレーと「光BOX+」を計16セット設置

システムの特徴

■クラウド型のサービスとして提供

オンプレミスではなく、クラウド型のサービスとして提供。CMSなどプラットフォームサービスを複数のユーザーと共用することで、導入費用を抑制。さらに、セキュリティー対策をはじめとするお客様側の保守負担も軽減。

「光BOX+」とコントローラー■STBとして「光BOX+」を活用することで低価格化を実現

デジタルサイネージ専用の一般的なSTBが10万円を超えるのに対し、1台8,381円(税抜き)の「光BOX+」をSTBとして活用し、低価格化を実現。

■コンテンツはCMSだけでなく「光BOX+」にも保存

コンテンツをCMSだけでなく、ローカルの「光BOX+」にも保存する仕組みにしておくことで、万一、ネットワークにトラブルが発生した場合でも運用が可能。来館者への広告宣伝の機会をロスすることがないように配慮。

■ヘルプデスクを用意

クラウド型サービスの一環として、電話およびメールによるヘルプデスク(9時〜17時)を設置し、操作方法などの問い合わせに対応。

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システム導入の効果

1. 初期費用を3分の1に抑制

「光BOX+」を活用するとともに、クラウド型のサービスを採用することで、初期費用をオンプレミスの場合の約3分の1に抑制。

エレベーターを待つ人をターゲットに設置したデジタルサイネージ2. 広告宣伝に関する作業の省力化

本館では、バーゲンやイベントなどの販促ポスターを館内の随所に掲出しており、新しいポスターを制作するたびに既存のポスターと張り替える作業などが発生するが、プレミアム館ではデジタルサイネージの導入により、一連の張り替え作業が不要に。また、デジタルサイネージで表示するコンテンツは、ポスターやホームページ、館内情報誌(季刊)のコンテンツなどを流用することで制作の負担の増加を避けるとともに、ワンソース・マルチユースでコンテンツの有効活用を図っている。

3. 来館者への情報提供量が増大

紙媒体のポスターなどと違い、デジタルサイネージを利用した場合、制作後の印刷やフロアでの張り替えなどの工程が発生しないため、来館者へのタイムリーな情報提供が可能に。また、CM動画や音声での告知ができ、複数のコンテンツを同一のディスプレーで切り替えて表示が可能なため、従来のポスターと比較し、来館者に伝えられる情報量が増大。
さらにデジタルサイネージの導入により、従来は広告スペースとして利用できなかった空間を有効活用することが可能に。例えば、下りエスカレーターの天井からつり下げるスタイルで設置したデジタルサイネージは、来館者がエスカレーターで手持ちぶさたになりがちなことに着目したもの。確実に見てもらえるように、エスカレーターに乗った人の視線に合わせてディスプレーの高さやアングルなどを細かく調整。同時に、フロアサインがディスプレーの死角に入ってしまわないように細心の注意を払っている。

下りエスカレーターに乗っている人に見てもらうためのデジタルサイネージ フロアサイン(写真下部)がデジタルサイネージの死角に入らないように、設置位置を細かく調整

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お客様の声

デジタルサイネージについての丁寧な説明が社内における各種説明でも役立ちました

写真:川越 敏氏

 本館のネットワーク環境をお願いしていることもあり、最初に頭に浮かんだのはやはりNTT西日本でした。日頃から、何かあればすぐに駆け付けてくれますし、きめ細かく対応してくれるので、安心感と信頼感があります。ネットワークもデジタルサイネージのシステムも一元的にお任せするのは、とても自然な流れでした。
 最初に相談した時には、プレミアム館のオープンまで1年を切っていましたが、そうした中でもNTT西日本は当社の思いをしっかりと受け止め、その実現に向けて力を尽くしてくれました。
 また、本館に施設情報案内システムを導入した時のメンバーがほとんど異動してしまっていたことなどもあり、私たちには分からないことが山積みの状態でした。しかしNTT西日本は、デジタルサイネージの仕組みなど技術的な話から、費用の掛かり方まで丁寧に教えてくれました。これにより、社内での説明がしやすくなりましたし、実際の説明の場に何度も同席してもらったこともあり、とても感謝しています。
 導入により、ポスターの張り替え作業などが不要になった他、動画を流せるようになるなど、コンテンツのバリエーションが広がりました。また、プレミアム館から本館へとお客様を誘導するようなコンテンツを流し、館内の回遊性を高めるなど、新しいアプローチができるようになりました。
 さらに、ディスプレーごとに表示するコンテンツを変えるなど、きめ細かな配信管理が可能であるため、設置場所や時間帯などによって、お客様の状況やニーズに沿った情報を提供するように心掛けています。
 今後、本館にもデジタルサイネージを導入することになりますが、どこに設置するのが効果的なのかを検討した上で、それに合わせたネットワークの再構築が必要になると考えており、NTT西日本にはより良い提案を期待しています。

NTT西日本担当者の声

システムを構築するのではなく、“作品”を創り上げるという気持ちで臨みました

写真:藤元 幸人

 鹿児島ターミナルビル様は、プレミアム館の新設などによって事業を拡大するだけでなく、鹿児島の街ににぎわいを創出し、地域の活性化に貢献したいとお考えでした。私たちはそうしたお考えに共感し、NTT西日本グループとしてぜひご協力したいとの思いを強くしていました。
 情報システムは通常、表に出ることはなく、バックヤードでビジネスを支えるものがほとんどです。しかし、デジタルサイネージは、来館者の皆様に直接、見ていただくものです。そのため、プロジェクトのメンバーには、プレミアム館新設に懸ける鹿児島ターミナルビル様の思いを伝えるとともに、「今回はシステム構築ではなく、来館者様にご覧いただく“作品”を創るという思いで取り組んでほしい」と訴えました。
 そして、メンバー全員が鹿児島ターミナルビル様の思いをしっかりと共有した上で構築に臨んだことにより、心のこもった“作品”に仕上がったと感じています。
 今後は、デジタルサイネージのさらなる有効活用に向けた提案はもちろん、各階に敷設していただいた光ファイバーを生かして、来館者様やテナント様に、より一層の付加価値を提供できるような提案を行っていきたいと考えています。

SE担当も同じ思いを持ち、ディスプレー背面の見栄えなどにも配慮

写真:瑞穂 剛史写真:田中 裕之

 営業担当がとても熱く語るのを聞き、それは恐らく、その先の鹿児島ターミナルビル様の思いが反映されてのことなのだろうと感じました。そして、私たちSE担当も同じ思いで取り組んでいこうと胸に誓ったのです。
 デジタルサイネージは、単に動作すればいいというものではなく、来館者様にご覧いただくものなので、見栄えも重要です。例えば、エスカレーターに乗っている人に見ていただくために天井からつり下げたディスプレーの背面は、余った配線が露出している状態でした。そこで、余った配線を覆い隠すための金物を特注。ディスプレーの背面に取り付けて、プレミアム館のイメージを損なうことのないように工夫しました。
 こうした工夫については、当たり前の対応の範疇だと考えていたため、取り立ててお客様にお伝えするようなことはしていません。ただ、休日にプレミアム館を訪れてディスプレーの背面を見ると、共に汗を流したメンバーたちを思い出し、「いい“作品”になったな」と、やりがいや達成感を感じています。
 今後、本館にデジタルサイネージが導入される際にも、鹿児島ターミナルビル様の思いをしっかりと受け止め、また同じメンバーでお客様のために汗を流したいと思っています。

余剰配線を覆い隠すための金物を特注するなど、背面の見栄えにも配慮

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  • ・サービス導入効果は、ご利用者様の声に基づくものであり、お客様のご利用状況により、効果は異なります。
  • ・本ホームページの内容は、NTT西日本エリア(富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県)のものです。
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本内容は2015年2月16日に掲載いたしました。
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