国立大学法人 大分大学様

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2013年9月30日 掲載
  • 300名以上
  • 学術・教育
  • 教育環境ICT化

導入サービス:共通基盤系ソリューション/学術系ソリューション

国立大学において当社では、初となる教務情報システムのクラウド化を実現。
運用稼働を削減し、BCPにも対応した先進システムを構築

「地域に根ざし、世界を目指す」
地域の要請に応え、
グローバルな視野を持った人材を育成
教育福祉科学部、経済学部、工学部、医学部の4学部と5つの研究科に約5,800人の学生・大学院生が学ぶ大分大学は、「地域に根ざし、世界を目指す」をモットーに地域社会に根ざした教育・研究を行っています。特に全学的に福祉に力を入れており、各学部それぞれの視点から福祉について総合的な教育・研究ができるカリキュラムを整備。また、これらの教育・研究の基盤を支える学内ネットワークをギガビットの超高速ネットワークでいち早く構築するなど、ICT環境構築においても先進的な取り組みを進めています。

キーテクノロジー&ソリューション

  • ※1 Infrastructure as a Serviceの略で、情報システムを構築するためのハードウェア・OS等の基盤(インフラストラクチャー)を、インターネットや閉域網等を通じたサービスとして提供する形態のことです。
  • ※2 日本全国の大学・研究機関等の学術情報基盤として国立情報学研究所(NII)が構築・運用している情報通信ネットワークです。ご利用にあたっては別途NIIが定める所定の手続きが必要です。

お客様の声

写真:国立大学法人 大分大学 教育福祉科学部 教授 藤井 弘也氏

「セキュリティーが確保された提案で、安心してクラウド化に踏み切ることができました」

 学生、教員、職員の情報が集まる教務情報システムのクラウド化は国立大学では前例が少なく、学外に教務情報データを移すことから、一部では不安視する声もありました。そうした中、NTT西日本には、目的に応じたクラウドシステムの利用形態など、クラウドの基本からしっかり説明していただきました。
 その上で、本学の統合システムの特殊性を十分理解し、セキュリティーが確保された、プライベートクラウドという「データがしっかり守られる」システムを提案していただき、安心してクラウド化に踏み切ることができました。
 更改に際しては、学術情報ネットワーク「SINET4」との接続や、学生の利便性を考えた学外からのアクセス環境の提供といった要求にも応えてくれて感謝しています。
 また、更改時期が3月でしたので、アクセスが集中する新年度の履修登録の時期にトラブルが発生しないか不安もありましたが、この時期を何の問題もなく乗り越えることができましたし、現在においても、クラウドを全く意識することなく、学内にシステムを置いていた時と同じ感覚で利用できており、NTT西日本の高い技術力を改めて認識できました。

 教務情報システムのクラウド化という今回の実績を活かし、将来は他のシステムとの連携や統合を検討しています。NTT西日本は、これまでの提案・構築を通じて大学の特性をよく理解してくれていますので、これからも本学の教育・研究に資する提案を期待しています。

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システム導入の背景

 大分大学様では、平成20年に、それまで学部ごとに分かれていた教務システムを統合した全学的な教務情報システムを構築し、一元的な運用を行ってきました。
 システムの統合に伴って、同学の教務情報システムは学生の履修登録や成績情報などの照会といった基本機能に加え、掲示板機能や就職支援情報の提供などの機能充実を図り、「CAMPUS SQUARE」という名称で、学生生活に欠かせないポータルシステムとして運用されています。また、同システムでは教務関係のみならず、奨学金管理の情報や学生の健康情報なども扱っており、大学運営の観点からも重要なシステムとなっています。

画像:「CAMPUS SQUARE」のトップ画面

システム統合後、教務情報システムの運用管理稼働が増大

 大分大学様ではシステム統合後、職員のシステム運用管理の稼働が増えていました。また、サーバーなどの機器の管理だけでなく、システムの機能充実に伴い、教務関係以外の情報を管理する機会も増えてきました。時には機器の増強や故障などのハード面の対応など、職員だけで対応することが難しい場合もあり、稼働負担が増大する状況が続いたことから、運用管理業務の稼働削減や適正化が課題となっていました。そこで大分大学様が検討されたのが、教務情報システム全体のクラウド化です。

 教育福祉科学部の藤井弘也教授は、「これまで、システム運用管理の役割分担は学内でも明確にしていたものの、システム故障が発生した場合の調整や対応に多くの稼働を要していたことが喫緊の課題でした。また、サーバーなど、機器の追加による電力消費量の増大という課題もありました。そこで、サーバー仮想化技術によるサーバー増強への柔軟な対応やサーバーなどのハードウェア部分をデータセンターに置き、運用管理稼働の削減にもつながる“クラウド化”を考えていました」と語ります。

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NTT西日本の提案

高セキュリティーな“プライベートクラウド”によるIaaSやBCP対策を提案

 システムの運用管理稼働を削減し、職員が本来業務に専念できる環境を実現する教務情報システムのクラウド化。しかし、教務情報システムという、大学の中枢ともいえるシステムのクラウド化は全国でも前例が少なく、学内の一部からは、クラウド化による、「学生情報の外部漏えいの懸念」や「災害など万一の際のデータ消失」を不安視する声がありました。

 そこでNTT西日本は、クラウドシステムの中でも、よりセキュアな“プライベートクラウド”の形態を紹介し、データセンターにIaaSによるクラウド環境を構築する提案を行いました。さらに「学生情報の外部漏えいの懸念」を解消するため、大学とデータセンター間は閉域網である「SINET4」をアクセス網として利用し、最新技術による高セキュリティーな通信環境を確保する提案も行いました。
 また、「災害など万一の際のデータ消失への不安」についても、BCP対策として、データセンターのバックアップ拠点を別の地域にあるデータセンターに置くシステム構成を提案しました。

図:システム構成図

システムの特徴

■「SINET4」をアクセス網として活用しセキュリティーを強化

閉域網である「SINET4」をクラウド利用時のアクセス網として利用することで、より高セキュリティーな通信環境を確保。

■複数データセンターによるバックアップなどのBCP対策

教務情報システムが置かれたクラウド基盤のあるデータセンターに加え、別の地域にあるデータセンターでのデータバックアップを実施。万一の事態に備えてのBCP対策も実現。

■急なアクセス集中にも安定した通信を確保する広帯域な回線

大学から「SINET4」へは、10Gbpsの広帯域な回線で結ばれており、春・秋の履修登録の時期など、学生のアクセスが集中する時期でも安定した通信を確保。

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システム導入の効果

1.システム運用管理の稼働が大幅に削減

システムのクラウド化により、職員のシステム運用管理の稼働が大幅に削減され、本来業務に専念できる環境が実現。

2.消費電力も減少し、光熱費なども大幅に削減

クラウド化によりサーバー機器等の消費電力が大幅に減少し、光熱費も削減。

3.学外からのアクセスが可能になり、学生の利便性が向上

前システムでは学内の端末からしかアクセスできなかったが、学生の利便性を考慮して、学外のパソコン、スマートフォンなどからもシステムへのアクセスや履修確認などが可能に。

4.拡張性のあるシステム環境が実現

教務情報システムという、大学のあらゆる業務に関わる情報システムのクラウド化が実現したことで、将来的に入試情報などの他のシステムとの連携・統合を見据えた、拡張性のあるクラウド基盤を構築。

写真:システム利用シーン 写真:大分大学様のキャンパス

・サービス導入効果は、ご利用者様の声に基づくものであり、お客様のご利用状況により、
 効果は異なります。
・本ホームページの内容は、NTT西日本エリア(富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県)のものです。

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