近畿大学様

2012年3月6日 掲載
  • 300名以上
  • 学術・教育
  • 教育環境ICT化

導入サービス:共通基盤系ソリューション/学術系ソリューション

生物のメカニズムを探求する新情報処理演習システムの構築

大学様のご紹介
近畿大学様生物理工学部は近畿大学の10番目の学部として1993年度に和歌山県に開学。近畿大学は総在籍者数が約5万2000人に達する西日本では最大規模の学校法人であり、日本国内の私立大学において、有数の学部・学科数ならびに在学生・卒業生数を有する総合大学です。

近畿大学生物理工学部は、文部科学省が日本の大学を世界最高水準の研究教育拠点に育てることを目的とした「21世紀COEプログラム」に学部の開学からたった10年で選定されました。選ばれた大学のうち西日本の私立大学は2大学で、そのひとつに近畿大学生物理工学部が選定されています。

また、2010年度には「工学」・「農学」・「理学」・「医学」の4分野を融合させた新学科構成へ改組しました。学科は6学科(生物工学科・遺伝子工学科・食品安全工学科・システム生命科学科・人間工学科・医用工学科)で編成され、生物が長い年月を経て手に入れた優れた機能とメカニズムを研究・解明し、さらに時代のニーズを考え、「食の安全と安定供給」・「高齢化社会における医療と福祉」・「人間の機能や感性を考慮した住みよい環境づくり」などをクローズアップし、より暮らしや環境に役立つテクノロジーの開発をめざして、基礎から応用分野に及ぶ研究・教育を展開しています。

お客様の声

近畿大学生物理工学部 電算機センター長 持尾 隆士 教授

写真:近畿大学生物理工学部 電算機センター長 持尾 隆士 教授工学・農学・理学・医学の4分野を融合させている生物理工学部の全6学科は情報処理教育が必須教科であります。このたびの情報処理演習システムの更改で生物理工学部の基幹サーバーシステム・情報処理演習室・スチューデントラウンジの更改を実現しました。
更改期間であった時期に東日本大震災が発生し、作業を5月連休期間に行なうのか8月で実施するのか、5月連休期間で実施した場合に、更改作業のトラブルでシステムが停止し授業ができなくなった場合、どう教育をカバーするのかなど学部内で議論を行ないました。学部としても新たな情報処理演習システムでの教育環境を早期に学生に提供したいという想いとNTT西日本殿のスケジュールの提案を頂き、5月の連休期間(10日間)にて作業実施の結論に至りました。NTT西日本殿にはこの非常に短い期間でトラブルによるシステム停止もすることなく基幹システムを立ち上げて頂きましたので学部として非常に感謝しております。
今後はセキュリティーを考慮した学内ネットワークシステムの更改、トップレベルの計算処理にて研究を切り開く為の高速計算サーバの更改を検討しております。大学教育の観点からも情報処理演習システムをダウンさせるというのは致命的な状況ですので引き続き保守・運用の努力を継続して欲しいと思います。

近畿大学生物理工学部 電算機副センター長 吉田 久 准教授

写真:近畿大学生物理工学部 電算機副センター長 吉田 久 准教授 情報処理演習システムの指標は「いつでもITに触れられる・知的情報を発信できる」環境の構築です。情報リテラシーとしてWindows環境とUnix環境は必須であり、今回これらを更改する事となりました。基幹構成は前システムを踏襲、PCシステムは運用管理が優れているVIDシステムを継続導入、これに加え機器スペックの向上・サーバーシステムの仮想化による機器集約・省スペース化、さらに消費電力の改善もできればなお良しと思案しておりました。正直なところ仮想サーバーシステムでの動作は問題がないのか不安はありましたが、NTT西日本殿にある意味期待して構築して頂きました。結果として、スチューデントラウンジのVIDシステム統合、CALL教室もシステム上統合、図書館PCも新たに統合できシステム運用の集約化、それに耐えうるサーバーシステムを構築して頂きました。運用にかかわる人的リソースは限られておりますので効率化ができた点も満足しております。
今は無線LANにてPCを限定としないモバイル機器が幅広く普及しています。今後は、学生の自習するスペースを多く確保できるように、普通の教室でも学習できる基盤環境を提供できないか選択肢の一つとして構想しています。NTT西日本殿には情報処理演習システムの更なる環境の改善運用を引き続きお願いしたいと考えております。

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システム導入の背景

近畿大学生物理工学部様では、生命科学と工学技術の融合を目指した最先端のフロンティア領域に挑戦する研究者を育成するとともに、情報通信技術を活用できる人材の育成を目指しています。情報処理演習システムは、生物のメカニズムを学ぶ「スペシャリスト育成環境の場」をコンセプトに基幹システム及びパソコン教室の導入を計画されました。

    -既存システムでの課題-
  • クライアントシステム:起動方式が違うPCクライアントの存在(VIDシステム起動と単体起動)
  • サーバーシステム:物理分散サーバーによるサービス提供、物理代替機の維持スペース確保
  • プリンターシステム:異なるプリンターでの印刷不可などの利便性確保
  • 授業支援システム:導入システム老朽化
  • ネットワークシステム:サーバー〜PCクライアント間通信が100M接続
  • 運用監視システム:複数システムでの異なる監視運用

◆近畿大学生物理工学部様が掲げた導入コンセプト◆

【基幹システム】
1.PCクライアント・システム環境の刷新
2.サーバーシステム環境の仮想化による機器集約及び省スペース・消費電力量の削減
3.ネットワークシステムのギガビットイーサネット化
4.プリンターシステム・授業支援システムの最新化

    【各教室】
  • 情報処理演習室:社会人としての即戦力となる「人材」の育成・教育を図る環境施設
  • スチューデントラウンジ:自学自習による自己学習・コミュニケーション環境施設
  • 就職情報室:企業情報収集環境・情報交換のできる環境施設

近畿大学生物理工学部様の掲げた指標を達成する為に、NTT西日本は豊富な「教育システムなど大学システムの構築実績」と「ネットワークシステムの構築・運用実績」の経験をフルに活用すると共に保守・運用に長けている日本テレマティーク社と情報処理演習システムの構築を行いました。

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提案システム内容

図:提案システム内容

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システム概要

基幹サーバーシステム

基幹サーバーシステム 基幹サーバーは日本ヒューレット・パッカード製品にて構成しています。ブレードサーバーとVMwareの仮想化による基本プラットフォームの統合化を実施。仮想化によるシステムの冗長構成を実現し、更なるシステムの安定性・信頼性の向上を図りました。
また、サーバーリソースの最適化を実施し省スペース化(ラック5本・物理サーバー30台→ラック1本・物理サーバー7台へ集約)および消費電力の削減を実現。さらに、将来的にサーバーリソースの追加も容易となりました。

VIDネットブートシステム

VIDネットブートシステム 約140台のPCを、7台のサーバーで構成されるVIDネットブートシステムにより実現しています。
端末のOSはWindows7・WindowsXP・Linuxを起動時に選択できるトリプルブート方式を提供。サーバーからPCクライアントまでのネットワークをギガビットイーサ化し、利用者のストレスフリーなクライアントシステム環境を実現しています。
また、新たなPCクライアント環境においてもVIDネットブートシステムでの環境配信が可能です。

プリンター・授業支援システム

プリンター・授業支援システム プリント管理システムはマルチモデルドライバを採用し、今まではできなかった異機種プリンター同士でもグループ化が可能になり、異機種でのプリンター出力が可能となり利便性が向上しました。

授業支援システム(Wingnet)は最新Verの導入により、出欠管理やファイル配信・ドリル作成などのCBT(Computer Based Testing)機能が追加され、さらに利用しやすくなりました。

ネットワークシステム

ネットワークシステム ブレードサーバーとサーバースイッチ間は、バーチャルコネクトFlex10イーサネットモジュールにて10G高速帯域で接続・冗長(10ギガビットイーサを4分割)化しています。
各種サーバーとPCクライアントまでのネットワークも1ギガビットイーサーでの提供を実現し、ネットワーク機器も日本ヒューレット・パッカード製品にて統一することで、効率的な運用を実現しました。また各教室(情報処理演習室・スチューデントラウンジ・就職情報室)についてはWebフィルタリングソフトを導入し、学生の学習環境を提供しております。

運用監視システム

運用監視システム 仮想化にて集約した多数のサーバーシステム情報(システム負荷状態・ハードウェアからOSに至るシステムの状態確認・レポーティング機能)を一元的に管理収集できる機能を備えました。監視システムも統合し情報処理演習システムにおける授業の安定したサービス運用を実現しました。

システム構成図

システム構成図

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本内容は2012年3月6日に掲載いたしました。
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