大分大学様

2009年4月8日 掲載
  • 300名以上
  • 学術・教育
  • 教育環境ICT化

導入サービス:事務系ソリューション

教務情報システムの構築

全学統合の学生情報データベースを実現

豊かな創造性、社会性及び 人間性を備えた
人材の育成を目指して
大学院に5研究科(教育学、経済学、医学系、工学、社会福祉科学)・17専攻を設置し、大学に4学部(教育福祉科学、経済学、医学、工学)・10学科3課程を設置する総合大学です。旦野原キャンパスと挾間キャンパス、二つのキャンパスに学生数約6,000人が在籍しています。
旧大分大学と旧大分医科大学が統合し、2004年4月1日に国立大学法人大分大学として新たなスタートを切りました。大分大学様は、「人間と社会と自然に関する教育と研究を通じて、豊かな創造性、社会性及び人間性を備えた人材を育成するとともに、地域の発展ひいては国際社会の平和と発展に貢献し、人類福祉の向上と文化の創造に寄与する」という基本理念のもと、地域社会と連携した特色ある大学づくりに取り組んでいます。

キーテクノロジー&ソリューション

お客様の声

写真:藤井 弘也 教授今回の導入にあたっては、以下の点に重点を置いてシステム選定および設計を行いました。

  1. 統合2キャンパス間のシステム統一
  2. 医学部の変則カリキュラムへの完全対応
  3. 4学部それぞれ特有の履修制度への完全対応
  4. 年度ごとの設定項目を最小限にし、ミスをなくす
  5. システムの安定性とシステムの障害への迅速な対応
  6. プラットフォームに依存しないシステム(OS等)

そのために、仕様策定前に複数社にシステムのプレゼンテーションを要求し、特に2、3番目の項目に対する具体的な対応方法の提案要求を行いました。また、システムの運用安定性を考慮し、実績のあるパッケージにカスタマイズを加えるという方法を選択しました。この段階である程度仕様に組み込む内容を絞り込み、仕様策定を行いました。まだ稼動し始めて1期しか経過しておらず、新年度をこれから迎えるわけですが、現状では最大限大学としての要望を実現できたと思っています。全学教務システム統一が他大学に比べて遅れましたが、学内では他の既存システムと比べ利用しやすいと良い評価を得ています。
厳しい導入スケジュールの中で予定通りのサービス開始できたポイントの1つは、NTT西日本が大学の要求を的確に整理し、他社より明確な対応策を示してくれたからだと考えています。今後も本学の情報化整備のため、マルチベンダとしての強みを活かしたシステム提案を期待しています。

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概要

システム導入の背景

大分大学様では大学統合前から3つの教務システムが稼動しており、各学部で個々に運用していました。そのため、教育現場では教務情報の一元管理が難しく、業務の効率化が進まないという課題がありました。また、メンテナンスや機能追加は各システムに特化した知識と対応が必要であり、運用負担は大きいものでした。このような状況を改善し実質的な大学統合を推進するため、新たな教務情報システムの導入が検討されました。システムの導入にあたっては、教務システムの統合に加えて、各学部特有の制度やカリキュラムへの対応、利用者(学生・教員・職員)の利便性の考慮、情報基盤システムとしての安定性の確保が求められました。

システム導入への取り組み

各部局の教員と職員による導入プロジェクトを発足し、基本設計、詳細設計、プログラム製造、ハードウェア環境構築、データ移行、導入教育を実施しました。設計時の要件定義においては、業務要件を整理し、教務パッケージとのFIT&GAP分析により、カスタマイズ仕様の検討を実施しました。データ移行においては、既存データの調査・分析を行い、できるだけ各業務に負担がかからないシステム移行の時期を見極めました。
また、各工程における組織横断的な課題は、プロジェクトメンバー全員が参加する検討会の議題とし、最善策を協議しました。
統合する対象システムが多く開発規模も大きい状況に反して、求められたシステム導入期間は短いなど厳しいスケジュールでしたが、予定通りにシステムを導入し運用を開始しました。

システムの特長

全学生情報を1つのデータベースシステムに統合

教務システムの統合だけでなく、学生情報を有する他のシステム(掲示板、学費、奨学金、授業料免除)を含めたシステム統合により、学生情報の一元管理と共有を実現しました。これにより、データ入力の稼働を削減しました。
また、電話や紙媒体の他にオンライン上の情報連携が可能になり、部局にまたがる業務の効率化を実現しました。

医学部の特徴的なカリキュラムやチュートリアル教育に対応した機能を実現

既存システムや市販の教務パッケージでは対応困難であった、医学部の特徴的なカリキュラムやチュートリアル教育に対応した機能開発を実施しました。これにより、特有の修学期や履修についても、システム管理が可能になりました。
システム化と業務プロセスの見直しによって職員の業務負担を軽減し、Webブラウザを使って担当するチュートリアル教育の時間割情報が管理できるなど、教員の利便性を向上しました。

Web機能による新たな学修支援と学生サービスを展開

Web機能によって、学生は履修登録や進級・卒業・資格の見込み判定ができるようになるとともに、いつでもシラバスや成績情報が参照可能になりました。このように、履修・成績管理の仕組みによって、学生が履修計画を立てやすく主体的に学修できる環境を実現しました。
また、日々の休講・補講・掲示情報はWebブラウザや携帯端末からリアルタイムに確認できるなど、新たな学生サービスを展開しました。

全学でのWeb履修を実現した安定性とセキュリティーを確保

最もアクセスが集中するWeb履修処理のアクセス負荷対策を講じたシステム設計によって、24時間利用可能で安定したシステム環境を実現しました。
また、外部からWebアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃へのセキュリティー対策や、既存ネットワーク構成の活用により、システム全体のセキュリティーレベルを高めました。

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導入システムの紹介

システム構成図

システム構成図

教務情報システムの概要

大学の要件や各学部のカリキュラム体系を整理し、数ある教務パッケージの中から最も差異の少なかったパッケージを選定しました。
本システムは、職員が利用するクライアントサーバーシステムと、主に学生・教員が利用するWebシステムによって構成されています。主な機能として、学生の入学から卒業までの学籍・カリキュラム・履修・成績の管理、学生個人ごとの時間割参照や情報配信を有しており、さらに、修学期や早期卒業といった特有の制度にも対応しています。また、学費・奨学金・授業料免除などの機能も含み、学生生活に関わる業務をトータルにサポートしています。その他、学生証発行機の導入と既存システム(学内統合認証・証明書自動発行機・電子掲示板)との連携を行っています。

学内認証システムと連携

既存の学内統合認証システムとの連携により、学生や教員は研究教育用システムと同じパスワードでログインできる利用環境を実現しています。
また、セキュリティー対策として、暗号化通を行うとともに、利用者と利用端末に応じて、機能とデータ範囲を制限しています。

既存システムの有効利用とサービス向上

キャンパス内に設置された既存の電子掲示板や証明書自動発行機を有効利用しました。電子掲示板への情報配信機能を開発し、Webブラウザや携帯端末と同じように電子掲示板から各種情報(休講・補講・教室変更、学生呼出、お知らせ)を確認することが可能になりました。
また、システム連携によって、証明書自動発行機用のデータ登録作業がなくなり、運用負担を軽減しました。

安定性の高いハードウェア構成

Web機能は、負荷分散装置とWebサーバー3台のハードウェアで構成され、アクセスが集中する全学でのWeb履修に耐えうる安定性と冗長性を確保しました。
万が一の障害発生時に迅速な復旧が可能な仕組みを有しています。

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