滋賀医科大学様

2008年11月8日 掲載
  • 300名以上
  • 学術・教育
  • 教育環境ICT化

導入サービス:共通基盤系ソリューション

運用性、信頼性、保守性を考慮した管理システムの導入

情報メディア教育基盤システムの構築

高度医療、先進的医療の充実に
より良き医師の育成を目指して
昭和49年(1974年)、国策である「一県一医大」(無医大県解消)構想の下に設立された総合医科大学です。地域の特徴を生かしつつ、特色ある医学・看護学の教育・研究により、信頼される医療人を育成すること、さらに、世界に情報を発信する研究者を養成することにより、人類の健康、医療、福祉の向上と発展に貢献しています。この基本理念・目標の下、マルチメディアセンターでは、近年の医療情報分野における情報通信技術の急速な発展と、これにともなう社会の変貌に対応し、これからの新時代にふさわしい人材の育成と研究の推進を支援するために、本システムの導入を図っています。
本システム導入に伴い、最新クライアントPC群による基礎情報教育環境の整備、ディスクイメージ配信・ユーザー環境復元・コンピューターウィルス対策を含めた運用管理の実現、e-Learning導入による教育研究の多面化等情報教育の一層の充実を図り、学内ネットワークシステムと一体となり、医学ならびに医療分野の研究・教育事務に対し高機能なコンピューター利用環境と快適な情報伝達環境を実現し、それらの中核的な役割を担うことが期待されます。

キーテクノロジー&ソリューション

お客様の声

写真:小森 優 教授今回の教育研究情報基盤整備は、国立大学の法人化後初めての更新となりました。表面的にはこれまでの更新と同様に行えるかのように見えましたが、予算面での制約のみならず、大学の掲げる教育研究面での目標や学内の情報化といった流れにマッチするインフラとなるよう新しい試みを組み入れることになりました。また、昨今の情報環境の変化に対応して、セキュリティー面を強化することと、少ない人員で継続的に運用可能なシステム構築というトレードオフの適切な妥協点を見出すことに苦心しました。
クライアント群にはネットブート型シンクライアントを導入し、管理コストの低減と均質なクライアントの提供を図りました。医学系で始められているCBT(医療系大学間共用試験)のための環境として求められている安全で堅固なシステムという要件に応えるものになっています。また、教室のクライアントをすべてノート型にすることで「風通し」の良さを確保しています。
ネットワークセキュリティー面では、コンピューターウィルスチェックやWebのマルウェア対策をアプライアンスを用いることでサーバーから切り離し、今後の状況の変化にも容易に対応できると考えました。SSL-VPNによる学外からのアクセスを可能とする一方で、IPSを導入することによりP2P対策を含めて一定のセキュリティー強度を確保することを画策しています。2000台に及ぶ学内クライアントに対して接続認証を行うなど、できるだけユーザーに見えないところで安全性を確保し、その上で大学での活動らしい自由な活用ができるよう配慮しました。
大学の情報化面では、これまで個別に導入し運用されていた各種事務システムの非効率性に対する一つの統合策として、ユーザー認証、ユーザー管理をLDAP/AD連携で行うことにより、より多くのシステムで活用できる基盤を構築しました。単一ユーザー名/パスワードで学内のほとんどのサービスが受けられるよう、種々のシステムが構築されつつあります。
センターの運用面では、ストレージシステムの導入によりシステム停止時間のほとんどない無人バックアップの運用を行っています。遅ればせながらe-Learningシステムも導入され、適用範囲を徐々に広げています。
このように大学の情報センターの役割も、機器を設置し、サーバーを運用するといったものから、具体的なサービスやサービス基盤の構築、運用へと移りつつあります。今回の基盤整備でも、NTT西日本の皆様には多岐にわたるシステム、ソフトウェア、機材の導入に大変ご尽力いただきました。
本システムは限られた予算の中で大学の情報システムの一つの新しいタイプを形成できたのではないかと考えております。ベンダー、構築業者の方々と併せ謝意を表します。

PAGETOP

概要

運用性、信頼性、保守性を考慮した管理システムの導入

セキュリティーパッチやサービスパックの適用、アプリケーションのインストール等の日々の端末管理および障害復旧作業を軽減するためクライアント運用管理システムを導入しました。
また、各サーバーに万一の障害が発生した際にも効率よくシステム・データ復旧を行うために大容量バックアップ装置ならびにバックアップソフトウェアを整備しています。

クラスタ構成及び負荷分散装置による主要サービス可用性向上

主要サービスの提供を行うサーバーに対してクラスタ構成を備えることで高可用性を実現しています。万一の障害発生時には待機系サーバーに自動的に切り替えることでサービス強化を図り、アクセスが集中するサーバーについては負荷分散装置による負荷の平滑化により安定したシステム運用を実現しています。

授業形態に対応した快適な教室環境の構築

演習室とブラウジング室の2室を利用した双方向授業を可能にするための映像・音響設備を導入し、それら映像機器を一元的にコントロール可能な操作パネルを備え幅広い授業環境に対応しています。
また、その両室にはCBT/e-Learningシステムを導入し、多様な授業カリキュラムに適応しています。

安全性を考慮したユーザーデータ管理システムの導入

UNIX系とWindows系の異なる認証サービスのアカウント情報を一元的に管理、統合するシームレスな認証システムを導入しました。
これにより、利用者の利便性向上と安全なパスワード管理の両立を実現しています。

多様なネットワークに対するセキュリティー強化

学内外からのコンピューターウィルス感染、不正アクセス、不正侵入等のネットワーク脅威に対応するためのセキュリティーアプライアンスを追加導入し、メールのスパム及びウィルス対策、学内不正接続については既存の機器と連携した効率的なセキュリティー対策を講じています。

プリンター管理システム導入による利便性の向上

プリンター管理はユーザー管理システムとの連携が可能で枚数制限・管理はもちろんのこと印刷モード毎の細かい制限・誤操作防止も可能です。
また、オンデマンド端末を整備することにより出力者の認証等も可能でセキュアな環境を提供し、どこからでも自由な印刷環境を実現しています。

導入システムの紹介

システム構成図

構成システムの紹介

ネットブート型クライアント管理システム

学生が日々利用するクライアント環境はネットブート型クライアントを採用し、システム管理者の負担軽減と端末に左右されることのない学習環境を提供しています。

クラスタリングサーバーシステム

メール及びファイルサービスはサーバーの運用継続性を保持するためクラスタリングシステムを導入しています。

CBT/e-Learningシステム

医学部固有の要件である医療系大学間共用試験(CBT)に適したセキュアな環境を提供しています。また、e-Learningシステムの導入により、大学で作成した模擬問題との相乗効果で国家試験の合格率向上を図っています。

ユーザー情報統合・管理システム

大学で管理している2種類のユーザー管理システム(UNIX系LDAP及びWindows系Active Directory)を統合・管理するためのシステムを導入し、利用者の利便性向上を図っています。

認証ネットワークシステム

学内通信はNW機器の機能を生かし、全学を対象にネットワーク認証を行っています。これにより不正端末の接続を防ぎ学内ネットワークの安全性向上を図っています。

オンデマンド印刷システム

通常の印刷枚数管理はもちろんのこと、セキュリティーを重要視し導入したオンデマンド印刷システムにより、学生は印刷実行後に本人がプリンターに到着してから印刷実行するため、学生の印刷物に対する安心と安全を確保しています。

PAGETOP
PAGETOP

本内容は2008年11月8日に掲載いたしました。
本ホームページに掲載されている会社名、商品名は一般にメーカー各社の登録商標または商標です。
本ホームページの無断転載、引用はお断りいたします。

PAGETOP

審査 16-2826-1

Copyright(C) 1999-2017 西日本電信電話株式会社
バックナンバー RSS