造影剤使用検査をご依頼くださる先生方へ
日頃は、当院に画像検査をご依頼くださいまして、誠にありがとうございます。下記にお示ししております造影剤腎症予防のための取り決めに、ご協力宜しくお願い致します。
本年、日本腎臓学会・日本医学放射線学会・日本循環器学会共同編集の『腎障害患者におけるヨード造影剤使用に関するガイドライン』が制定されましたことを受け、下記のように対応をお願い致します。
また、患者さんに造影剤を使用した検査について説明していただいた上で同意書(当院ホームページよりダウンロード)を取得して頂き、取得された同意書は、診療申込書と共にFAXしてください。なお、原本は、患者さん来院時に診療情報提供書と共に封筒に同封してご持参いただくようお願い致します。
腎機能(ml/min/1.73m2) ヨード造影剤による造影検査 MRI造影検査(Gd , EOB)
eGFR≧60
45≦eGFR<60 飲水指導要 飲水指導要
eGFR<45 不可(透析患者は可) 不可(SPIOは可)
腎機能の評価時期について
造影検査予定日から遡って4か月までの採血でして下さい。
ヨード造影剤との併用薬剤について
eGFR<45でビグアナイド系糖尿病薬を内服中の場合は、造影剤使用前後48時間休薬してください。
造影剤投与48時間後に腎機能を検査していただき、悪化していない場合に限って、ビグアナイド系糖尿病薬を再開してください。
非ステロイド系抗炎症薬は、造影剤使用前後24時間は併用を中止したほうがよいとされています。
レニン・アンギオテンシン系阻害薬、ループ利尿薬は、併用を推奨されません。
飲水指導の方法について
前日から造影検査1時間前までにスポーツドリンクまたは水500〜1000ml、検査後半日でスポーツドリンクまたは水500〜1000mlを飲用する(体重50kg目安)。
腎機能データや上記対応がない場合、また他の要因で造影剤を使用することが適当ではないと放射線科医が判断した場合は、単純検査に変更します。

NTT西日本大阪病院 放射線科
審査 12-1320-3