NTT西日本大阪病院
研修医について

内科

消化器内科

1.特徴
 NTT西日本大阪病院は、NTT西日本の職域病院であるのみでなく、地域における中核の急性期病院として地域医療に貢献しています。また、大阪大学消化器内科学の関連病院として医学生の臨床実習も行っています。
 「消化器内科」ではESD、ERCP、小腸内視鏡、内視鏡的止血術、ラジオ波治療などあらゆる検査と治療を行っており、消化器内科医として必要なほぼすべての手技を習得することが可能です。特に、早期の消化器癌は内視鏡治療が主流となっており症例数が増えていますし、肝癌の多くはラジオ波治療などの内科的治療が行われています。
 スタッフ5名、非常勤5名の体制でベッド数41床(2016年8月現在)、入院患者数年間約1400症例の検査、治療に当たっており、豊富な症例を経験することで消化器内科医としての知識と技術を磨くことができます。消化管では上部、下部内視鏡に加えて小腸内視鏡、カプセル内視鏡、超音波内視鏡など最先端の機器をそろえており、全消化管の検査が可能であると同時に、食道、胃、大腸のESD、超音波内視鏡下での処置など最先端の検査、治療を行っています。胆膵領域では胆道癌や膵癌、総胆管結石や胆管炎などに対する内視鏡的検査や治療を行っています。肝臓においては肝癌に対するラジオ波治療や肝動脈化学塞栓療法をはじめ、C型肝炎に対するインターフェロンフリー治療や自己免疫性肝疾患に対する診断、治療など幅広く経験を積むことができます。
 消化器内科は多くの検査や治療を行うため最も多忙な科の一つですが、多くの手技を身につけることができるので、腕を磨いて第一線で活躍したい人にはお勧めの領域です。

2.「後期研修医」研修内容

研修期間;3年間

研修1年目 消化器内科の初期研修として消化器疾患の基礎知識と基本的な手技の習得を行います。また、平行して他の専門内科(アレルギー・リウマチ・膠原病、呼吸器、循環器、腎臓、血液、糖尿病・内分泌)のうち3科を選択し、各専門内科を4ヶ月ずつ研修します。これは各専門内科が連携して内科医としての総合的な診療レベルを向上させるために行っている当院内科の制度です。
研修2〜3年目 2年間は消化器内科医として必要な専門的知識と技術の習得に務め、あらゆる検査や治療ができるようになることを目標としています。また、この期間に内科認定医の取得と関連学会の専門医の取得の準備を行います。

3.研修終了後の進路

臨床の継続を希望する場合は、当院または他の大阪大学消化器内科学の関連病院への就職が可能です。 研究を希望される場合は大阪大学消化器内科学教室へ推薦させて頂きます。

4.消化器内科関連部門

光学医療センター 消化器内科、消化器外科、呼吸器内科にて運営されています。消化器領域の検査室は4室あり最先端の検査・治療を行っています。
総合生体診断・
治療センター
最新かつ高精度の超音波診断機器8台を駆使して当科スタッフと超音波認定技師を含む8人の検査技師にて最先端の検査・治療を行っています。

専門領域別の年間の業績は上部消化管疾患:内視鏡検査は約5800件、内視鏡下治療はEMR 、ESD、EIS,その他約120症例、上部消化管出血に対する緊急内視鏡検査・処置は50余件あり、24時間体制で患者の救命に日夜努力しています。特殊検査として経鼻内視鏡機器、小腸内視鏡機器、特殊光内視鏡機器、各種超音波内視鏡機器を揃えて、年間200症例以上の消化管、胆膵領域の病変に対する最先端かつ精度の高い診断を行っています。下部消化管疾患では内視鏡検査数は約1800件と、年々増加傾向を示し、内視鏡的切除術は900件を越しています。その他炎症性腸疾患症例も近年増加傾向にあり当院のアレルギー・リウマチ・膠原病内科と共同で集学的治療に取り組んでいます。肝疾患領域ではB、C 型慢性肝炎等のウイルス肝炎の治療戦略は大阪大学消化器内科と提携して治療成績の向上に努めています。また自己免疫性肝炎は当科とアレルギー・リウマチ・膠原病内科NASH等の代謝性肝疾患は糖尿病・内分泌内科と共同で積極的に研究治療に当たっています。胆膵疾患領域では炎症性疾患、悪性性疾患の内科的治療はもとより、総胆管・膵の結石、閉塞性病変等に対しは内視鏡下治療は100件以上を行い、症例数は年々増加しています。当科に関連した組織として臨床検査科が有ります。超音波医学会認定指導医、専門医、多数の超音波認定技師等充実したスタッフが最先端の超音波機器を駆使して最新の診断技術にて腹部疾患の診断を延べ8,720件行っています。また肝癌を含めた微小悪性腫瘍の対する超音波下治療も積極的に行っています。  学術教育面では関連学会に積極的に発表と参加し、最新の情報の修得に務めています。さらに大阪大学消化器内科と密接な連係のもとの臨床研究や産学協同での内視鏡機器開発にも力を尽くしています。また消化器内科の教育実習として大阪大学医学部の学生の臨床教育を行っています。

5.医療設備

電子内視鏡機器(上部、下部、小腸、経鼻、十二指腸)、内視鏡超音波診断装置(専用機、細経プローブ)、各種腹部超音波診断装置、CT、MRI、PET-CT、電子腹腔鏡、内視鏡・超音波画像ファイリング装置、ラジオ波凝固装置、APC凝固装置、カプセル内視鏡
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