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News Release

国土地理院とNTT西日本による「災害時の通信設備早期復旧をめざした相互協力に関する協定」の締結について

2021年8月20日
国土交通省国土地理院
西日本電信電話株式会社

 国土交通省国土地理院(院長:飛田 幹男、以下国土地理院)と西日本電信電話株式会社(代表取締役社長:小林 充佳、以下NTT西日本)は、2021年8月20日、災害時における相互協力に関する協定を締結しました。
 本協定の締結により、平時から災害対応に必要な各種地理空間情報(浸水想定図、航空写真等)を共有するとともに、発災時には被災地域にて双方が収集した各種情報を相互に提供し、地理空間情報等を最大限活用することで、被災地における通信設備や観測施設の早期復旧と機能維持を図ってまいります。

主な連携内容

  • 平時より双方が保有する事前防災に活用できる地理空間情報を相互に共有
  • 災害発生時には浸水推定図等の地理空間情報や被災地域で収集した被災状況を相互に提供
  • 災害に備えた連絡体制の維持

期待される効果

  • 地理空間情報を活用することによる電気通信サービスの維持、早期復旧
  • NTT西日本でのより質の高い災害対策活動の実施による被災地で活動する機関への支援強化
  • 迅速・的確な国土地理院災害対策の実施による被災地の災害復旧の更なる加速化を支援
  • GEONET(GNSS連続観測システム)の早期復旧に伴う位置情報サービスの安定した提供
  • ※GNSS連続観測システム(GEONET:GNSS Earth Observation Network System)とは、全国約1,300か所に設置された電子基準点とGEONET中央局(茨城県つくば市)からなる、高密度かつ高精度な測量網の構築と広域の地殻変動の監視を目的とした観測システムです。
締結日
 2021年8月20日(金)

※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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