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“えがお健康スタジアム”への「スタジアム・スマートアクセス」のトライアル提供について

(報道発表資料)

2017年9月14日
熊本県
西日本電信電話株式会社

 熊本県(熊本県知事:蒲島 郁夫、以下:熊本県)、西日本電信電話株式会社(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長:村尾 和俊、以下:NTT西日本)は、スタジアムへのスムーズなアクセスに向けて、ICTを活用した「スタジアム・スマートアクセス」による情報提供により、地域スポーツの振興と県営施設の利用促進につなげる実証事業(以下、本事業)を、2017年9月17日(日)から実施いたします。

 「スタジアム・スマートアクセス」は、スタジアム周辺の駐車場の利用状況と、シャトルバス運行状況のそれぞれを確認する機能を、ひとつのサービスとして提供することが特徴です。
 本事業は、“魅力溢れ、暮らしやすさと幸せが実感できる熊本”の実現に向けて、熊本県、熊本市、NTT西日本が検討を進めている「スマートひかりタウン熊本※1.」プロジェクトの一環として実施するものです。

  • ※1:熊本県、熊本市、NTT西日本は、2012年2月14日(火)に「ICTの利活用による地域活性化等に関する包括連携協定」を締結し、「住民参加型ハザードマップ作成」、「クマモト・オイスター生育管理」、「歌舞伎シアター バーチャル座」などを進めてまいりました。スマート光タウン熊本の取り組みについては、下記ホームページを参照願います。
    http://www.hikarikumamoto.jp/

1.本事業の目的

 2019年に熊本県で開催予定の国際スポーツ大会※2を控え、県内では、大会情報の発信や、大会を通じたスポーツ振興のほか、大会を契機とした国内外への熊本の魅力発信や、観光客などの交流人口の増加など、地域振興への期待が高まっています。そのような中、熊本県およびNTT西日本は、ICTの積極活用によって、熊本に訪れる方の利便性向上や、世界大会の開催運営の支援などを図る考えです。
 近年、スタジアムでのイベント開催時は施設利用者が集中するため、シャトルバスの利用促進等によるスタジアムへのアクセス環境の改善も大きなテーマとして浮上していることから、ICTの活用によってスタジアムへのスムーズなアクセスを支援することで、スポーツ振興環境の向上や、県民の皆様の利便性向上を図ります。
 熊本県およびNTT西日本は、これらの取り組みを通じて、熊本地震からの創造的復興につなげてまいります。

  • ※2:「ラグビーワールドカップ2019」、「女子ハンドボール世界選手権大会」

2.実施概要

 本トライアルは、上記目的を達成するため、J2リーグ ロアッソ熊本の運営会社である株式会社アスリートクラブ熊本(以下、アスリートクラブ熊本)の協力を得て、公式戦ホームゲーム時に、サポーターや県営施設を利用される県民の皆様が、快適にスタジアム(えがお健康スタジアム)へアクセスしていただくサービス「スタジアム・スマートアクセス」を、パソコン、スマートフォン・タブレットなどを通じて提供します。
 「スタジアム・スマートアクセス」とは、スタジアム周辺の駐車場におけるリアルタイム満車・空車(以後、満空)情報および、過去の利用実績に基づく駐車場ごとの満空予測を利用者に情報提供します。
 加えて、最寄駅(JR九州 光の森駅)-スタジアム間で運行しているシャトルバスのリアルタイム位置情報を提供します。
 本サービス利用者は、駐車場の利用情報とシャトルバスの位置情報から、空いている駐車場の利用や、シャトルバスへの利用変更の判断が可能になり、従来よりも効率的にスタジアムまでアクセスできます。

(1)「スタジアム・スマートアクセス」の特長(システム概要)

「スタジアム・スマートアクセス」は、スタジアム周辺の駐車場満空状況・満空予測と、シャトルバス運行状況を「いまどこ+」※3の画面上で表示します。

<1>スタジアム周辺の駐車場利用情報提供・・・「駐車場満空予測情報表示」
スタジアム周辺で利用可能な駐車場の利用状況を「空車」「混雑」「満車」の3段階で表示するとともに、過去の利用実績に基づく利用予測を表示します。
<2>スタジアムまでのシャトルバス位置情報提供・・・「シャトルバス位置情報表示」
シャトルバスの位置情報を利用者に情報提供します。
【画面イメージ】 【駐車場利用状況イメージ】

※画面はイメージです。

  • ※3:「いまどこ+」は、NTT西日本、NTTスマートコネクト、ケイ・シー・シー3社の協業により2015年1月にスタートしたサービスです。スポーツイベント、お祭り・花火大会など屋外イベントをはじめ、位置情報を把握することで運営の効率化が図れる様々な分野でご活用いただけます。

(2)「スタジアム・スマートアクセス」利用方法

下記ホームページにアクセスすることでご利用できます。

<スタジアム・スマートアクセス ホームページ>
http://www.imadokoplus.com/kumamoto_stadium.html
パソコン、スマートフォン、タブレットなど、インターネットへの接続が可能な端末でご利用になれます。
なお、本サービスは、えがお健康スタジアムでのロアッソ熊本ホームゲーム開催時のみの提供となります。

(3)「スタジアム・スマートアクセス」利用料金

無料※4

  • ※4:本サイトへのインターネット接続にかかる通信料は、お客さまのご負担となります。

(4)トライアル実施期間

2017年9月17日(日)〜2017年12月下旬(予定)

  • J2リーグ ロアッソ熊本ホームゲーム実施日のみ

(5)実施対象スタジアム

えがお健康スタジアム

3.本事業の協力体制

(1)熊本県

  • 本事業の全体調整
  • 施設や事業運営に対する支援

(2)NTT西日本

  • 「スタジアム・スマートアクセス」の提供主体(開発・構築、システム運用サポート)

<実証事業協力>アスリートクラブ熊本

  • J2リーグ ロアッソ熊本ホームゲームでの実証協力

4.今後の展開について

 本事業の検証で得られる知見を活かし、ICTを用いたスマートスタジアムに関する取り組みをより一層加速するとともに、2019年に熊本県で開催予定の国際スポーツ大会での新たな取り組みや観光振興等、幅広い分野への活用に繋げてまいります。

本件に関する問い合わせ先

熊本県企画振興部交通政策・情報局情報企画課 田川、有働
TEL:096-333-2145

NTT西日本熊本支店 スマートひかりタウン推進室 長野、羽田
TEL:096-321-6035

  • 電話番号をお確かめの上、お間違いのないようお願い致します。

※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

審査 17-1081-1