このページの本文へ移動

ここから本文です。

ホーム の中の ニュースリリース の中の 光BOX(EMS版)によるAIF認証取得及び新型光BOX(HB-2000/情報機器)へのEMS機能搭載について

光BOX(EMS版)によるAIF認証取得及び新型光BOX(HB-2000/情報機器)へのEMS機能搭載について

(報道発表資料)

2016年7月11日
西日本電信電話株式会社
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社

 西日本電信電話株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:村尾 和俊、以下、NTT西日本)とエヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:海野 忍、以下、NTTコムウェア)は、エネルギー事業者様等を中心としたアライアンスパートナー様に提供してまいりました、EMS機能を搭載した光BOX(EMS版)※123に関しまして、この度2016年4月から開始されました、ECHONET Lite規格※4への接続品質の適合性を示すAIF認証※5をHEMSコントローラーとして初めて取得いたしました。
 また、新型光BOX (HB-2000/情報機器)につきましても、EMS機能等を搭載し、2016年7月12日より提供を開始いたします。

  • ※1:光BOX(EMS版)は光BOX(HB-1000「2」、HB-2000/情報機器)にECHONET Lite対応ミドル・ソフトウェアを搭載し、ECHONET Liteによる家電コントローラーとして提供しています。
  • ※2:光BOX(HB-1000「2」、HB-2000/情報機器)によるインターネット利用には、「フレッツ光」等のブロードバンド回線、及び対応するプロバイダーとの契約・料金、無線ルーター等が別途必要です。
    本製品の利用には、HDMI 端子付のテレビが必要です。詳しくは、NTT西日本HPをご確認ください。
    http://www.ntt-west.co.jp/kiki/hikaribox/
  • ※3:一般に販売されております光BOX(HB-1000「2」、HB-2000/情報機器)は、ECHONET Liteによる家電コントロール機能及びスマートメータ―との接続連携に対応しておりません。
  • ※4:ECHONET Lite規格とは一般社団法人エコーネットコンソーシアムにて策定されたホームネットワーク構築のための通信規格です。なお、「ECHONET」は一般社団法人エコーネットコンソーシアムの登録商標です。
  • ※5:AIF認証とは、相互接続性の向上を図るため、アプリケーション通信インターフェース仕様に沿って行う第三者認証機関による認証・試験のことです。

1.背景

 2016年4月の電力小売自由化や、2017年予定の都市ガス全面小売自由化等、エネルギー分野に大きな注目が集まる中、エネルギーの効率的な利用推進のため、電力の見える化や各家電機器の遠隔制御等の家庭内のエネルギーを管理するHEMSの普及が進んでおり、政府も2030年度に全世帯への普及をめざしています※6。そのなかで、HEMSコントローラーと各家電機器等の間の通信規格としてECHONET Lite規格が2011年に策定され、更なる接続品質の向上を目的に、HEMSコントローラーと各家電機器等のアプリケーションごとの通信仕様を定めた、AIF認証が2016年4月に策定されたことに着目し、AIF認証を取得することが、光BOX (EMS版)の更なる普及拡大につながると判断し、認証取得の検討を進めてまいりました。

  • ※6:出典 平成24年「グリーン政策大綱」(内閣官房 国家戦略室)より

2.商品概要及び特徴

 光BOX (EMS版)は、自宅のテレビをスマートTV化し、動画・インターネットなどのエンターテイメントコンテンツを楽しむ機能に加え、家庭内の電力使用量の見える化や、エアコン等の家電機器をコントロールするEMS機能等を備えたHEMSコントローラーです。2014年10月より提供を開始し、エネルギー事業者様等を中心に、2016年6月末現在、累計約1.2万台を出荷しており、数多くのお客さまにご利用いただいております。
 この度、光BOX (EMS版)は、第三者認証機関の認証試験を経て、2016年6月にAIF認証を取得しました。これにより、各家電機器との確実な接続や、きめ細やかな制御などの接続品質が向上し、今後の接続機器拡大が期待できます。
 また、音声認識機能の追加や、光BOXとテレビの双方を操作できる利便性に優れたリモコンの実装等、ユーザビリティを向上させた新型光BOX (HB-2000/情報機器)につきましても、EMS機能の搭載及びAIF認証の取得を実施し、2016年7月12日より提供を開始いたします。
 なお、光BOX (EMS版)では 、各家電メーカー様等と相互で接続確認を実施し、保守サポート等でも連携しております。接続機器につきましては、引き続きホワイトリスト※7として公表してまいります。

【ホワイトリスト掲載HP】 https://xemspf.comware.biz/hikaribox/index.html

  • ※7:各家電メーカー様や機器により操作、確認できる項目は異なります。各家電メーカー様ごとの対応機器につきましては別紙3及び上記URLにてご確認ください。

3.今後の取組について

 省エネ促進の具体的な取り組みの一環である2016年度ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業(ZEH補助金)※8 を、光BOX (EMS版)及びHEMS普及の機会と捉え、ZEH補助金要件に基づいたエネルギー計測装置としての機能を追加し、普及拡大を促進するとともに、家庭内の家電機器等をネットワークで接続することで、新たな価値創造をめざす「コネクテッドホーム※9」の拡大に向けて、住宅関連事業者様などの様々なアライアンスパートナー様と連携して、光サービスの利用シーンの創造と提案を進めてまいります。

  • ※8:ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業とは、ZEHロードマップに基づき、ZEHの自立的普及をめざして高断熱外皮、高性能設備と制御機構等を組み合わせ、ZEHを新築する、ZEHの新築建売住宅を購入する、または既築住宅をZEHへ改修する者に補助金を交付するものです。
  • ※9:コネクテッドホームとはホームオートメーションにモノのインターネット(IoT)を取り入れた発展形で、家の中の機器がインターネットと無線通信で接続され、スマートフォンやタブレットなどの端末によって外出先からでも遠隔操作が可能なものです。

4.提供エリア

日本全国

5.提供価格

個別見積もり

  • 「光BOX(EMS版)」は、提供条件等により料金が変動いたします。
  • スマートメーターとの接続には、別途920MHzで無線通信をおこなう920MHzUSBドングルが必要です。

6.各社の役割

(1)NTT西日本

  • 光BOX (EMS版)を軸とした全体戦略の策定
  • 各家電メーカー様やエネルギー事業者様等アライアンスパートナー様との各種調整 等

(2)NTTコムウェア

  • 光BOX(EMS版)等の販売・提供
  • 光BOX(EMS版)等を活用した家電コントローラー機能等の開発
  • 光BOX(EMS版)等とECHONET Lite対応家電との接続検証 等

7.事業者様等からのお問い合わせ先

西日本電信電話株式会社

アライアンス営業本部 光コラボレーション営業部
丸野、佐々木、渡邉
TEL:06-4793-5141
(受付時間:平日午前9時〜午後5時30分)

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社

エンタープライズビジネス事業本部 第三ビジネス部
藤田、箭内、藤宮
TEL:03-5796-4870
(受付時間:平日午前9時〜午後5時30分)

  • 電話番号をお確かめのうえ、お間違いのないようお願いいたします。

報道関係の皆様からのお問い合わせ先

西日本電信電話株式会社

アライアンス営業本部 光コラボレーション営業部
丸野、佐々木、渡邉
TEL:06-4793-5141
(受付時間:平日午前9時〜午後5時30分)

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社

広報室 佐藤、鹿間
TEL:03-5796-4139

※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

審査 16-696-1