平成16年6月24日
(報道発表資料)
西日本電信電話株式会社
株式会社エヌ・ティ・ティ マーケティングアクト
株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト


セキュアなWindowsクライアント環境を実現する
「パッチマネジメントシステム構築サービス」の
提供開始について


 西日本電信電話株式会社(以下 NTT西日本)、株式会社エヌ・ティ・ティ マーケティングアクト(以下 NTTマーケティングアクト)、株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト(以下 NTTネオメイト)は、企業や自治体向けに、コンピュータウィルスやワーム、不正アクセスなど急増するセキュリティ被害の防止を図るため、Windowsクライアントへのパッチ※1や修正プログラムの配布・適用作業を自動化し、常に最新かつセキュリティレベルの高いクライアント環境を効率的に実現する「パッチマネジメントシステム構築サービス」を、平成16年6月28日(月)から提供開始します。


1.背景
 現在、IT化やブロードバンド化が急速に進展する一方、ITの影の部分ともいえる様々なセキュリティ被害や情報漏洩問題が発生し、平成17年4月の個人情報保護法の施行を控え、企業や自治体における情報の取り扱いに対する社会的責任は一層重大になっています。
 このような中、コンピュータウィルスやワーム、不正アクセスを原因とするセキュリティ被害を防止するには、各クライアントに対し適正かつ確実にパッチや修正プログラムを配布・適用することが必要不可欠になっています。しかし、多くの企業や自治体では、利用者である社員や職員のセキュリティに対する意識の低さなどにより適用漏れが発生したり、配布・適用作業の管理を行うシステム管理者の負荷が増大するなどの課題が顕在化しています。
 NTT西日本では、このような現状を踏まえ、Windowsクライアントに対するパッチや修正プログラムの配布・適用作業を自動化・効率化することで、各クライアントへのセキュリティ対策を徹底・強化することができ、さらに、システム管理者の適用作業に係る負荷を軽減する新たなサービスの開発を進めてきました。


2.サービス概要
 本サービスは、Windowsクライアントに対し、必要なパッチや修正プログラムをインターネット上から自動的にダウンロードし、それを各クライアントに自動的に配布・適用するパッチマネジメントシステムを構築するものであり、システムの導入コンサルティングから、設計、構築、ハードウェア保守までを一体的に提供します。
 また、パッチや修正プログラムの適用・管理方法や、機能毎に3つのメニュー(別紙1参照)をご用意し、お客様の利用環境(事業所拠点数やクライアント数)に合わせ様々なニーズに対応します。

(サービスイメージ図)

<1>Economy(エコノミー)
 本メニューは、中小〜中堅規模のお客様向けに、パッチマネジメントを低価格かつ簡単に実施することができるサービスであり、マイクロソフト社のパッチ配布ソフトウェアである「Software Update Services※2」(以下、SUS)を導入するためのシステムを構築します。

<対象ユーザ>
  事業所拠点数が1〜2ヵ所で、クライアント数が50〜200のお客様に最適です。
<概算費用>
  100万円〜
(税込み。新しくサーバを1台構築し、クライアントを10ライセンス分導入した場合)
    最多販売構成は、新しくサーバを1台、クライアントを100ライセンス分導入した場合で、費用は150万円程度(税込み)となります。

<2>Standard(スタンダード)
 本メニューは、事業所拠点をいくつかお持ちの中堅企業のお客様向けに、パッチマネジメントを簡単に実施し、システム管理者のパッチ適用に係る作業を軽減するサービスです。
 「SUS」の導入に併せ、ユーザ管理を効率化する技術である「Active Directory※3」(以下、AD)」を構成し、多岐に渡る拠点構成や部門ごとの管理など、より柔軟な運用・管理を実現するシステムを提供します。

<対象ユーザ>
  事業所拠点数が1〜5ヵ所もしくはそれ以上で、クライアント数が100〜300のお客様に最適です。
<概算費用>
  180万円〜
(税込み。新しくサーバを1台、クライアントを10ラインセンス分導入した場合)
    最多販売構成は、新しくサーバを2台、クライアントを200ライセンス分導入した場合で、費用は280万円程度(税込み)となります。

<3>Professional(プロフェッショナル)
 本メニューは、中堅企業から大企業のお客様向けに、多数の従業員の管理を効率的に実施することができるサービスです。
 各クライアントへのパッチの配布・適用に加え、クライアントのOSバージョンやアプリケーションのインストール状況などを収集することが可能なマイクロソフト社のソフトウェア「Systems Management Server※4 」を導入し、「AD」による管理を行うことで、より厳格な管理を実現するサービスです。

<対象ユーザ>
  事業所拠点数が5ヵ所を越え、クライアント数が300を越えるお客様に最適です。
<概算費用>
  300万円〜
(税込み。新しくサーバを1台、クライアントを10ライセンス分導入した場合)
    最多販売構成は、新しくサーバを2台、クライアントを500ライセンス分導入した場合で、費用は450万円程度(税込み)となります。


3.提供時期
 平成16年6月28日(月)


4.各社の役割
<NTT西日本>
 本サービスの企画・開発、および販売を実施します。

<NTTマーケティングアクト>
 本サービスの販売を実施します。

<NTTネオメイト>
 本サービスの設計・構築を実施します。


5.今後の展開
 NTT西日本は、NTTマーケティングアクトグループ、NTTネオメイトグループと連携し、平成16年度中に5000万円、平成18年度には2億円を売上目標に営業展開します。



※1 パッチ:
 一旦完成されたプログラムの一部を修正するプログラムです。バグ(不具合)の修正や、小規模なアップグレードなどを行う際に、プログラム全体を入れ替えるのは効率的ではないため、パッチを作成し既存のプログラムに組み込むことで修正を行います。
※2 Software Update Services:
 マイクロソフト社が提供する、パッチ、修正プログラムの配布ソフトウェアです。「Software Update Services」は、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
※3 Active Directory:
 マイクロソフト社が提供する、ディレクトリサービスです。ディレクトリサービスとは、ユーザがネットワーク上で必要な情報を検索するのをサポートする仕組みです。「Active Directory」は、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
※4 Systems Management Server:
 マイクロソフト社が提供する、構成管理ソフトウェアです。アプリケーションの配布や展開、Windowsベースのクライアントやサーバの利用状況や、利用形態を把握する資産管理、Windowsパッチの自動アップデートなどの機能をもちます。「Systems Management Server」は、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。



(別紙1)パッチマネジメントシステム構築サービスメニュー比較


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