News Release

平成13年9月18日


リアルタイムビデオエンコーダのPCカード化を実現し、
高品質な映像を手軽にかつ安価に配信・受信できる

MPEG−2ビデオエンコーダ「VE−1」および
MPEG−2ビデオデコーダ「VD−1」「VD−2」
販売開始について


 NTT西日本及びNTT東日本では、NTTサイバースペース研究所が開発した、ビデオカメラ等で取り込んだ映像を高品質なまま映像符号化方式MPEG−2で圧縮(リアルタイムエンコード)し配信できるMPEG−2ビデオエンコーダ「VE−1」および、再生やライブ受信のための解凍・再生用機器としてMPEG−2ビデオデコーダ「VD−1」(PCカード型)「VD−2」(PCIボード型)を、平成13年9月19日(水)から販売開始します。
 なお、MPEG−2ビデオエンコーダ「VE−1」は、従来のデスクトップ型パソコンでの利用を前提としたPCIボード型ではなくPCカード(Type II )型を採用したMPEG−2ビデオエンコーダです。従来の同様品は10万円以上の価格帯が主流でしたが、本商品は大幅な低価格化を図りました。

商品概要
※1   上記販売価格には消費税相当額および地方消費税相当額は含まれていません。


1. 商品概要
 通常、離れた場所に映像(コンテンツ)を送るには、映像をビデオテープやCD−ROM等の記録媒体・記憶媒体に保存し、郵便等で送るのが一般的ですが、この場合時間がかかるうえ送り先が増えるほど費用を要します。また、近年IPネットワーク上で映像を配信する方法も増えてきていますが、映像を圧縮するエンコード用機器にはデスクトップ型パソコンでの使用を前提としたものが多く、パソコンの持ち運びに適さず利用シーンが限定されているのが現状です。
 今回、販売開始する映像配信用MPEG−2ビデオエンコーダ「VE−1」は、映像符号化方式MPEG−2を採用しており、ビデオカメラ等で撮った映像を高品質なまま圧縮することができますので、パソコンに装着してIPネットワークへ接続することにより、離れた場所であっても映像を効率よく配信することができます。
 また本商品は、PCカード化を図ったことに加え、大幅な低価格化を実現したことにより、様々な利用環境に幅広く適応でき、手軽にご利用いただける商品です。
 また、解凍・再生用機器として、MPEG−2ビデオデコーダ「VD−1」「VD−2」を同時に販売開始します。MPEG−2ビデオデコーダ「VD−2」はライブ受信(ストリーミング)ができますので、映像配信用のMPEG−2ビデオエンコーダ「VE−1」と組み合わせることで、例えば、遠隔地の講義をリアルタイムで受講すること等が可能となります。
 なお、本商品は万全なシステム環境を提供するため、インターネットへの接続や本格的なLAN環境の構築を可能とする「サザンクロスPCシリーズ」と組み合わせたシステムとして提供します。


2.主な特徴
(1)映像コンテンツを手軽に圧縮・解凍し、蓄積・配信が可能
 MPEG−2ビデオエンコーダ「VE−1」は、映像符号化方式MPEG−2を採用しており、テレビ放送並みのきれいな映像コンテンツを高品質なまま圧縮(符号化)し、蓄積できます。蓄積されたMPEG−2ファイルをIPネットワークを経由し配信することで、再生する側のMPEG−2ビデオデコーダ「VD−1」または「VD−2」で手軽に解凍(復号化)し、高品質なまま再生することができます。

(2)世界最小のリアルタイムエンコーダカードで低価格を実現
 MPEG−2ビデオエンコーダ「VE−1」は、名刺サイズ(厚さ5mm)のPCカード(Type II )型を採用し、LANやADSL等のネットワーク環境での利用が可能で、10万円を切る低価格を実現しました。例えば、ノートパソコンとビデオカメラを利用して「VE−1」により圧縮した画像をハードディスク等に蓄積し、その後、LANにつなげて配信する等、モバイル環境で手軽に利用することができます。

(3)複数ヵ所へのライブ配信が可能
 ライブ配信用のMPEG−2ビデオエンコーダ「VE−1」と、ライブ受信(ストリーミング)用のMPEG−2ビデオデコーダ「VD−2」を組み合わせ、ワイドLANサービス※2等の高速IPネットワークを利用することにより、複数の場所へスムーズな映像をリアルタイムにライブ配信・受信することが可能となります。

※2  

NTT西日本及びNTT東日本が平成12年5月1日(月)から提供を開始した、本社や事業所等複数のお客様拠点を結んで、一つのイーサネットLANを実現するネットワークサービスです。

(4)ビデオカメラ・プロジェクタ等外部モニタの取付が可能
 MPEG−2ビデオエンコーダ「VE−1」の入力端子にビデオカメラ等を接続でき、MPEG−2ビデオデコーダ「VD−1」「VD−2」の出力端子にプロジェクタ等を接続できますので、他の接続機器は不要です。



MPEG−2ビデオエンコーダ「VE−1」
MPEG−2ビデオエンコーダ「VE−1」

MPEG−2ビデオデコーダ「VD−1」
MPEG−2ビデオデコーダ「VD−1」

MPEG−2ビデオデコーダ「VD−2」
MPEG−2ビデオデコーダ「VD−2」



<別紙> 主な仕様
<参考> 利用例


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