平成13年3月15日
報道発表資料

西日本電信電話株式会社
エヌ・ティ・ティ アイティ株式会社


ブラウザを利用した簡単多地点テレビ会議システム
「OneClickMeeting(ワンクリックミーティング)」の
開発および販売開始について


 西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本、代表取締役社長:浅田 和男)では、情報流通市場の活性化に向けた取り組みを進めておりますが、この度、テレビ会議用の専用端末の用意や専用ソフトウェアをインストールする必要がなく、IPネットワーク上で簡単に多地点テレビ会議を実現する「OneClickMeeting(ワンクリックミーティング)*1」を開発しました。本システムは、ブラウザ(Web)から簡単にテレビ会議に参加することができ、映像表示・音声通信・資料共有・テキストチャット・会議管理などが可能です。
 なお、本システムは、NTTグループ企業であるエヌ・ティ・ティ アイティ株式会社(以下、NTT-IT、代表取締役社長:戸島 知之)が、ASP方式*2でサービスを提供するほか、パッケージ方式*3としても販売する予定です。

OneClickMeeting(ワンクリックミーティング)
*1  OneClickMeetingは商標登録申請中です。
*2  あらかじめ利用契約を行なったうえで、ネットワークを通じてテレビ会議機能を提供する方式
*3  お客さまの社内ネットワーク等にOneClickMeetingサーバを設置し、テレビ会議機能を提供する方式
*4  MeetingPlaza(ミーティングプラザ)はNTT-ITの登録商標です。



1. 開発の背景
 昨今、インターネット等のIPネットワークの急速な普及・拡大やネットワークの高速化等、情報流通社会を支えるネットワークや技術の進展に伴い、学校教育やビジネス等の様々な場面において、テレビ会議システムを活用した会議が活発化しています。
 しかしながら、テレビ会議を利用するには、専用端末が必要であったり、専用アプリケーションをインストールする必要があるなどのクライアント端末に関する問題や、多地点を結ぶ場合には多地点接続装置(MCU)を設置する必要があるなどのコスト面での問題もあり、廉価で簡単にしかも効率の良いテレビ会議システムが求められていました。
 NTT西日本では、このようなお客さまニーズにお応えするため、IPネットワーク上でブラウザを利用することにより、簡単に多地点テレビ会議ができるシステムを開発しました。


2.システムの概要
 「OneClickMeeting」は、IPネットワーク上でブラウザを利用して、会議予約や参加者への開催通知、会議開催などを総合的に運営できる多地点テレビ会議システムです。
 会議を開催する場合、主催者は、ブラウザから簡単に会議予約を行なうことができ、開催日時や議題、参加者の氏名及び電子メールアドレス等を登録することにより、参加者全員に電子メールにて会議の開催通知が行なわれ、参加者は通知されたURLをクリックするだけで会議に参加することが可能になります。

<主な特徴>
(1)映像表示・音声通信
 パソコンに接続したカメラ(VideoforWindows対応)とヘッドセットを用いて多地点間で映像を表示し、音声での通信が可能です。
※カメラ及びヘッドセットについては、市販品をご購入願います。

(2)資料共有
 会議で用いる資料(pptファイルなど)を参加者全員で共有及び参照することが可能で、描画モードにより描画することもできます。
 共有可能なファイルは、pptファイルのほか、Jpegファイルやhtmlなど多彩です。

(3)テキストチャット
 会議参加者全員あるいは、任意の相手に対して文字によるチャットが可能で、そのデータは個々の端末への保存も可能で、議事録作成等にも利用できます。

(4)会議予約と参加者への通知
 会議主催者は、会議の開催日時や参加者名、参加者の電子メールアドレス等を登録することにより会議情報を管理することが可能で、自らが登録した予約情報を閲覧し、予約内容の変更や削除もできます。
 また、会議参加予定者には、電子メールにより会議の開催日や議題のほか、アクセス用URL等が通知され、事前配布資料も添付できます。
 さらに、携帯電話への通知もサポートしており会議を円滑に開催することができます。

(5)アドレス帳
 会議主催者は、会議参加者の情報をアドレス帳で管理することが可能で、予約する際にアドレス帳へ会議参加者の登録を一括して行なうこともできます。

(6)ID管理
 会議主催者の諸情報(氏名、電子メールアドレスなど)を管理する機能です。主催者となるユーザは事前に登録により得たIDを利用して会議の予約、変更、削除を行なうことができます。

(7)HTTPトンネリングとNAT対応
 HTTPトンネリング*5機能や専用プロキシ機能を用いることで、ルータ等に専用ポートを空ける必要がないため、現状のセキュリティを維持できます。
 また、独自のプロトコルも用いることで、NAT*6機能によるIPアドレス変換にも対応可能です。(HTTPプロキシサーバの機種によっては音声の遅延などが生じる場合があります。)
*5  あるプロトコルAのパケットを別のプロトコルBのパケットでカプセル化して、プロトコルBで通信を行なう技術
*6  Network Address Translationの略。グローバルアドレスとプライベートアドレスを相互に変換する仕組み

(8)その他
 会議の形式は、ディスカッションモード、パネルディスカッションモード、講義モードと大きく3タイプあり、会議形式によって簡単に設定を変更することが可能です。また、会議主催者は参加者の強制キックアウト(退出)等の機能をもち、円滑に会議を運営できます。


3.主な利用形態
 インターネットやイントラネット等のIPネットワーク上で映像や音声、データを用いた会議等を目的とした以下のような利用に効果的です。
(1) 企業、自治体、教育関係、病院等での社内コミュニケーションツール
(2) 支店間や取引先等とのテレビ会議
(3) ECサイトやサポートデスクの受付(ヘルプデスク等)
(4) プロバイダが運営するポータルサイト等による映像コミュニケーションサービス


4.その他
 一般加入電話からのダイヤルアップでの利用も可能ですが、快適にご利用頂くためには64kb/s程度以上のスループットをお奨めします。


なお、サービスについての詳細情報はMeetingPlazaのホームページをご覧下さい。
<URL> http://www.meetingplaza.com



OneClickMeetingイメージ図
OneClickMeetingサービスフロー


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