平成12年4月11日

(報道発表資料)

西日本電信電話株式会社
東日本電信電話株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社


One to One ECソリューションを実現するリアルタイム・レコメンデーション・エンジン
「AwarenessNet(アウェアネスネット)システム」
の販売開始について


 西日本電信電話株式会社(以下NTT西日本、本社:大阪市中央区、代表取締役社長:浅田和男)及び東日本電信電話株式会社(以下NTT東日本、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井上秀一)は、電子商取引(EC)分野において、One to One*1 ソリューションを実現するリアルタイム・レコメンデーション・エンジン*2「AwarenessNet*3システム」の販売を平成12年4月14日(金)より開始します。
 また、本システムを日本アイ・ビー・エム株式会社(以下日本IBM、本社:東京都港区、代表取締役社長:大歳卓麻)に供給し、日本IBMが推進するe−ビジネスにおけるCRM(Customer Relationship Management)*4ソリューションの一つとして販売していくことで合意しました。

*1 One to One : 購買傾向や趣味嗜好など、ユーザ一人一人で異なる属性を考慮に入れたマーケティング手法。
*2 レコメンデーション・エンジン : 膨大なアイテムの中からそのユーザにお勧め(recommend)すべきアイテムを抽出するシステム。
*3 AwarenessNet : ネットワークに潜在する価値のあるもの(情報)を顕在化する(気づきの機会を提供する)というコンセプトから命名したもの。(NTTの登録商標)
*4 CRM(Customer Relationship Management) : ユーザとの関係やユーザとの接点を重要視した経営活動の総称。

1.背景

 ユーザ一人一人のニーズに合った商品や情報をお勧め(お知らせ)する「One to Oneマーケティング」は、ユーザの満足度を高め、ユーザを定着化させることにより、ビジネスの収益性を高める手段として注目されていますが、ユーザニーズの把握やそのフィードバック等をユーザ毎に行うという仕組み作りが困難であったため、実践する企業は少数でした。しかし近年、双方向のネットワークを安価に構築できるインターネットの普及によって、One to Oneマーケティングを実践する環境が整いつつあり、その実現性が急速に高まってきています。
 したがって、今後はECビジネスを実現するシステムの構築において、One to Oneマーケティングの機能を付加することは重要な要素になると考えられます。
 このような背景から、NTT西日本及びNTT東日本は、ECビジネスの展開を企画している企業に最適なシステムを提供していくため、NTT情報流通プラットフォーム研究所が開発した技術をベースに、リアルタイム・レコメンデーション・エンジン「AwarenessNetシステム」を商品化しました。
 また、日本IBMは、この「AwarenessNetシステム」を、自社のCRMへの取り組みであるマーケティング・オートメーション・ソリューション(MAS)のラインナップに組み込み、この分野への取り組みを強化していくこととしました。

2.「AwarenessNetシステム」の概要

 AwarenessNetシステムは、ホームページ上で商品紹介や情報提供をする場合等に、ユーザ個々のニーズに合わせた情報を、多数の情報の中から自動的に抽出し紹介することを可能とした、多数の商品やユーザ会員を有する流通業等の企業向けのシステムです。
 本システムでは、各ユーザが過去に購入した商品やアクセスしたホームページ上のコンテンツに関する履歴を元に、あるユーザの趣味嗜好を予測し、適切なお勧め商品を自動的に抽出して、ホームページへのアクセス画面や電子メールにより、お勧め商品等をそのユーザに紹介することができます。
 このため、本システム導入企業はユーザ毎に最適な商品を紹介することにより、ユーザへパーソナライズ(個別化)されたサービスを提供することが可能になります。
 したがって、ユーザにとっては、特に意識することなく、自分の趣味嗜好にあった商品の紹介を受けることができ、また、システム導入企業にとっては、効果的な商品紹介により、ユーザの満足度向上、ひいてはECビジネスにおける収益の拡大を図れます。

3.協業の内容

 NTT西日本、NTT東日本及び日本IBMの協業内容は以下のとおりです。

NTT西日本及びNTT東日本は、日本IBMに対して、「AwarenessNetシステム」を導入する企業へのシステム・インテグレーション(SI)を含めて提供します。
日本IBMは、自社の提供するMASラインナップの一つとして「AwarenessNetシステム」の販売を行います。
NTT西日本、NTT東日本及び日本IBMの三社の間で、「AwarenessNetシステム」を利用したOne to One ECソリューション実現のため、システム構築技術、運用技術、品質向上等の面で相互協力します。

【協業イメージ】


4.「AwarenessNetシステム」の販売価格

(システム販売価格/概算)
約2,000万円〜

10万ユーザ、10万アイテム程度の規模のシステムを想定した販売価格です。
最小構成ハードウェア(サーバ×2台)、ソフトウエア基本ライセンス、工事費用を含みます。
カスタマイズ費、アプリケーション開発費は含みません。(個別見積りとなります。)



【別添】「AwarenessNetシステム」の特徴


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