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「社会貢献と経済性を同時に満足させる「ICT 活用ビジネス」をテーマに環境CSRビジネス研修を実施 みどりいっぱいプロジェクト

「社会貢献と経済性を同時に満足させる「ICT 活用ビジネス」をテーマに環境CSRビジネス研修を実施

NTT西日本グループでは、光サービスを活用し、人と人、人とモノ、モノとモノ等、あらゆるものを「つなぎ、デザインする」ことで人々の暮らしを豊かにする新しい文化を創造し、地方創生、地域・街の活性化に貢献することを目指しています。
また、持続可能な形で地域・街が活性化し、過疎が防止できれば、人がいることで保たれてきた里山の自然・生態系を保全することにもつながる。
そのようなことから、去年度より、行政・NPO・地域の方々のお力を得ながら、経済的にも持続可能な形で地域の課題を解決するための検討をする研修「環境CSRビジネス研修」を行っています。

今年度は、2015年5月14日、15日に京都府京丹後市大宮町大宮南地域で実施しました。

研修では、つねよし百貨店代表東田一馬さんに集落で成り立つビジネスについてのご講話をいただき、集落で一人ひとりの顔が見えるからこそ成り立つ「つながり(共助関係)」があり、「つながり(共助関係)」を活かすことでコストを抑える仕組みが機能することを学びました。 例えば、じいちゃん、ばあちゃんに作りすぎた野菜を持ち寄ってもらう(仕入れコスト抑制)、口コミの力で宣伝してもらう(宣伝コスト抑制)、いつも決まった時間に休憩に来るおっちゃんに留守番を頼んで配達する(人件費抑制)などです。

また、NPO京都村理事 菱川貞義さんからは、共助関係を活かしてそれを利用しながら経済的な活動をすることが、集落環境で持続可能なビジネスを成功させる肝であることと、現状の人と人、人と活動の共助関係を可視化する手法「つながりMAP」の作成方法について教えていただきました。

その後ワークショップで、参加者はIターンで移住し駐在所、小学校、介護施設などに就職するという設定で、班に分かれて地域の方とふれあい、当該地域の共助関係の可視化を行いました。
そして、無理のない新たな共助関係を考え、その共助関係で成り立つ、持続可能なビジネスモデル班ごとに検討し発表し合いました。

この研修で参加者は、都市型のビジネスを導入するだけでは、本当に地域のためになるソリューションは提供できないこと、地域経済の中で持続可能なビジネスモデルを検討しなければ意味がないこと、共助関係を活用したビジネスなら持続可能なビジネスが生まれることを経験しました。しかし、適切な「人と人をつなぐ」ことでビジネスが成り立ち、「人と人をつなぐ」ことに通信の意味がありとても重要な役割を持っているということ、そして「楽しさ」を広める力を持っていること、など通信やICTができる地域貢献・社会貢献の偉大さを学ぶことができました。

研修に際して、暖かく地域に向かいいれてくださった大宮南地域の皆様、研修企画・運営に際して、多大なご協力をいただいた研修企画メンバーの皆様、本当にありがとうございました。

【研修企画】
大宮南地域里力再生協議会
チャレンジつねよし百貨店実行委員会
NPO法人いのちの里京都村
京都府 農林水産部農村振興課
NTT西日本 環境経営推進室
京都大学大学院 地球環境学堂持続的農村開発論分野研究室


【協力】
京丹後市警察署常吉駐在所、京丹後市立大宮南小学校、社会福祉法人不動園あけぼの荘、自然耕房あおき、京丹後市農政課、大宮南地区のみなさま

関連サイト

つなぐ。それは、ECO
毎日出来る環境貢献

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