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ワールドスマートシティ・アワードのファイナリストに選出されました

 2014年11月18日から11月20日までの3日間、スペイン国バルセロナ市で国際会議と展示会「スマートシティエキスポ国際会議2014」が開催され、世界41ヵ国、400都市から1万名以上が来場し、ICT・環境技術などの先端技術を用いた都市の諸問題解決や持続可能な地域社会の構築に向けて議論や情報交換が行われました。西日本電信電話株式会社(以下 NTT西日本)は、熊本市と共同で本イベントに参加し、その中で、今年度のスマートシティアワードのファイナリスト(受賞最終候補)に選出されました。

国際会議会場全景

 ワールドスマートシティ・アワードとは、本国際会議のコンセプトの発展に寄与する都市、プロジェクトや革新的技術を表彰するために設立された賞で、世界銀行や外部有識者からなる選定委員会が評価し受賞者を決定するものです。
 アワードには3部門があり、全体で35ヵ国、110団体のエントリーがありました。NTT西日本と熊本市共同で、プロジェクト部門に「住民参加型防災ハザードマップ」の取り組み※1をエントリーしました。
 その結果、北京市やコペンハーゲン市などの5団体とともに、プロジェクト部門のファイナリスト(受賞最終候補)に選出されました。

会場デジタルサイネージ ファイナリスト掲示

ファイナリスト表彰盾

 国際会議の期間中はエキスポ展示会場に展示ブースを熊本市と共同で開設し、スマートひかりタウン熊本プロジェクト※2の取り組みPRとともに「地域防災ハザードマップ」のデモを行い、3日間で30ヵ国以上、約500名の訪問を受け、多くの方々からNTT西日本、熊本市の取り組みに関心が寄せられました。
 また、パネルディスカッションにも参加し、熊本市とともにプレゼンテーションを行い、ハザードマップを通じて熊本市における災害対策の現状を紹介しました。

会場内展示ブース

 2014年11月19日に開催されたワールドスマートシティ・アワード授与式で、最優秀受賞はイスラエル国テルアビブ市に、部門受賞はデンマーク国コペンハーゲン市に決定しましたが、今回のファイナリスト選出は平成23年度からNTT西日本が熊本市および熊本県と共同で進めてきた、ICTを活用した新たな街づくりプロジェクト「スマートひかりタウン熊本」の着実な取り組みが評価された結果と考えております。
 今後もICTを活用した街づくりの取り組みを進めてまいります。

  • ※1 NTT西日本と熊本市は、ICT技術を用いた「住民参加型ハザードマップ」の有効性の検証と住民の防災意識向上等を図ることを目的に、熊本市内の自治会を対象としたフィールドトライアルを2013年3月から10月まで実施。その結果を受け、NTT西日本とエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社にて、住民自らが地域の防災マップを簡単に作成・共有できる、「地域防災ハザードマップ」サービスを2015年11月から提供しておりましたが、2017年4月よりサービス提供を終了しております。「地域防災ハザードマップ」に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
  • ※2 熊本県、熊本市、NTT西日本の三者は、地域社会の活性化及び住民サービス向上を図ることを目的に、2012年2月に「ICTの利活用による地域活性化等に関する包括連携協定」を締結。地域の「課題解決」や、「住民サービスの向上」を地域住民と一体になって検討し、ICTを活用した新しい情報流通スタイルを実現することで、「未来も(これからもずっと)住み続けたい”まち”」として、熊本の魅力を高める「スマートひかりタウン熊本」プロジェクトを推進しております。

スマートシティエキスポ国際会議サイト(英文サイト)
http://www.smartcityexpo.com/ja/

このページに関するお問い合わせは

西日本電信電話株式会社 ビジネス営業本部 クラウドビジネスPT
Mail:smart-hikari-hq-ml@west.ntt.co.jp

審査 14-2562-1