【DO!BOOK・ページリンク】
telegram011   4 / 15

BOOKをみる

10秒後にBOOKのページに移動します


電報をCRM施策の一環として使うなら お客様の声を集めつつ ファン化を狙う攻めの施策 Web活用の鍵はお客様との 接点を思い描くこと.  もう一方のカルサポなどによる双 方向コミュニケーションの取り組み は、お客様のファン化のための施策だ といえる。  カルサポは、会員のみが知り得る お得な情報やファン同士のコミュニ ケーション、そして運営スタッフを通 じてカルビーとのつながりを得るこ とができるコンテンツだ。「何かに参 加していると感じられる環境づく り」により、会員のアクティブ率は高 い数値で推移。特にBBSは非常に 盛り上がっているのだとか。  さらに、より気軽にカルビーとつ ながりたいファン向けに、2014年 3月にFacebookアカウントを 開設。現在、33000いいね!がつ いており、エンゲージメント率も高い。 「カルサポもFacebookも、お客 様が気軽に声を発信してくださる場 を提供することを心がけています。こ こで上がってきたお客様の声は、社内 で迅速に共有し、商品改善にも活用し ています」(コーポレートコミュニケー ション本部 広報部 Webリレーショ ン課の須藤史恵氏 伊藤奈美子氏)  さらに、商品開発に直結している Web施策が、人気商品「じゃがり こ」のコンテンツ「じゃがり校」だ。8年 目を迎えた同コンテンツからは、年間 何種類もの新味が生まれている。  そして、Web上の施策にとどまら ないのがカルサポの特徴だ。カルサポ 会員にインタビューを行う「カルサポ・ インタビュー」、カルビーの契約農家が 育てたじゃがいもを収穫する「じゃが 掘り隊」、工場見学を行う「カルサポ DAY」、そして、ポテトチップスの原 料と同じ品種のじゃがいもを自宅で 育て、生長を見守り報告するという企 画「じゃがいも見守り隊」など、リアル のコミュニケーションが充実している。  「Webを活用するためには、お客 様と自分たちはどういう形で接点を 持っているかを思い描くことが欠かせ ません。それを踏まえ、ファンの方が どんなものなら活発に参加してくだ さるのか。どうすれば新しいファンが 増えるのかを考えていくことが、今後 のWeb施策では重要です。そこに加 えてリアルコミュニケーションを充実 させることでファンの方からのカル ビーへの理解はより深まり、長くご愛 好いただける企業になると思っていま す」(谷兼氏)  現在、大阪の阪急うめだ本店にの み出店している新感覚ポテトクリス プを扱う「GRAND Calbee (グランカルビー)」をはじめ、スナック 菓子の新しい可能性を追求し、顧客 との新しい接点の模索にも力を入れ ているカルビー。お客様本位.を追求 する両輪が回り続ける限り、これか らもファンは増え続けていくだろう。  お客様相談室にご連絡をくださっ たお客様の中でも、私たちにとって非 常に有益なご意見・ご指摘をしてくだ さった方には、定期的にアプローチを かけさせていただいています。「その 後、カルビーの商品で気になるところ はありますか」という直接的なご連絡 をしたり、新商品などをお送りして、 感じたところなどをヒアリングする わけです。  電報は、特別なときに送るものとい うイメージが一般的ですので、そうし た様子伺いなどに使うといいのでは ないかと思います。カルビーは面白い ことをやっているなと思ってもらえる でしょうし、今まで以上のファンに なっていただくきっかけになるかもし れませんね。(大内氏)  カルサポには、多くの会員様がいる ので、運営側とのコミュニケーションの 場にすることにより、お客様のファン 化促進と、そこで得られるお客様の生 の声を事業運営に活かしたいという 目的もあります。  そのために、Web上での面白アン ケート企画、リアルイベントなどを積 極的に実施していますが、現在、コンテ ンツ上で定期的に行っている「プレゼ ント企画」に電報はマッチするかもし れません。メールやSNSをはじめと した様々なツールが普及しているから こそ、形に残る紙で伝えられる電報を お知らせのツールとして使えば、サプ ライズを演出でき、特別感のあるアプ ローチだと、感じていただけるのでは ないでしょうか。(須藤氏・伊藤氏) あの企業が愛される理由カルビー株式会社 カルビー電 報 そんな時に オススメ!! ピンクの大輪のバラとアジサイ等を、波 や風をイメージした白い陶器調の花器に アレンジしたプリザーブドフラワーです。 電報台紙料金5,000円(税抜)+ 電報(メッセージ)料 ● 商品コード/横:874、縦:875 ● サイズ/高さ19.0cm×横15.0cm×      奥行き14.5cm プリザーブドフラワーDENPO 「スウィートフラワー」 企業プロフィール カルビー株式会社 1949年4月30日 代表取締役会長 兼 CEO 松本 晃 代表取締役社長 兼 COO 伊藤 秀二 東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館22階 【設 立】 【代表者】 【本 社】 Webとリアルの 融合がファンとの “意外性・特別感”を感じてもらう 絆を強くする コミュニケーションツールとして電報を カルビーが電報を利用する場合、どのような使い方をするのだろうか。 大内氏、須藤氏、伊藤氏に話を聞いた。 わが社なら “電報”を こう使う! キャンペーンに 当選した会員様 「お客様の様子伺いに電報を使 えば、お客様に今まで以上に興 味を持ってもらえるかもしれな い」と語る大内氏 「電報の強みは、サプライズを 演出できるツールだということ ではないかと思う」と語る、伊藤 氏(写真左)と須藤氏(写真右) カルサポではWeb でのつながりに加 え、リアルでのお客 様との交流による 関係強化をめざす ※一部造花等使用 当選の連絡 7 vol.11  vol.11 6