皮と革。読みは同じだが、両者は似て非なる存在。皮は、動物などから 採取したままの状態、革は皮をなめして変化させたものだ。なめしにより、 動物の生皮の脂やタンパク質を除き、コラーゲン繊維のみを残すことで 腐敗を防止。その後、合成の脂を注入することで柔らかさを保持させる のだとか。ちなみに、なめしは「革（を）柔（らかくする）」と書く（鞣）。革を柔 らかくして様々な使い方をするという意味が込められているのだろう。 ■電報のお申込みには、電報台紙料金以外に文字数に応じた電報（メッセージ）料が別途必要となります。 “皮”と“革”は似て非なるモノ ■商品については、品切れまたは予告なく変更する場合がございますのでご了承ください。 ■商品コード欄の「横」は明朝体の横書き、「縦」は毛筆体の縦書き（100円（税抜）加算）のメッセージでお届けさせていただくことを表しています。 ■西日本エリア限定商品とは、西日本エリア（富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県）でのお申込み・お届けに限定した商品です。ただし、静岡県 の一部については、ご利用いただけないエリアがございます。 ■本ページに掲載のイメージ写真に使われている小物類は商品に含まれません。 ギ・ラロッシュ オム 牛革カードケース 電報台紙料金 8,000円（税抜）＋電報（メッセージ）料 ● 商品コード／横：472、縦：473 ●サイズ／縦7.5cm×横10.8cm×厚さ1.5cm 電報のお申込み方法については、本誌のP26-27をご覧ください。 心からの言葉に添える、上質な革のギフト。 フランスを代表する高級ブランドのカードケースをセットにした電報台紙、「ギ・ラロッシュ オム 牛革カードケース」。上質で ソフトな風合いの本革とGL（ギ・ラロッシュ）のメタルロゴとのコンビネーションが高級感を演出します。お世話になった方の ビジネスシーンで毎日役立ててほしいという、あなたの気持ちを添えて送ってみてはいかがでしょうか。 名刺がたくさん入る マチ付きです。 西日本エリア 限定商品 ？？ 使うほどに深まる、熟成の輝き 　機能性に優れ、衣服や小物などに 使われることが多い革。たとえば革靴 は、コラーゲン繊維の間に湿気をため 込み、周囲の湿度が下がるとその湿 気を放出する革の性質により、いつも 快適な湿度が保たれるのだという。 　そうした機能以外にも、手の脂や太 陽光などで熟成し、使い込むほどに風 合いが深まるエイジングも革の魅力 だ。とりわけ、農耕馬の臀部からわずか しか採れない「コードバン」は、エイジン グにより一層味わいのある輝きを放つ 革として「革の宝石」と呼ばれ、人々を 魅了し続けている。 　革自体の歴史は古く、旧石器時代 にはすでに、動物の脂・植物の汁を 使った「なめし」技術が誕生。中でも、 植物の渋（タンニン）を使ったなめし技 術は、近代まで受け継がれ、発展し続 けてきた。 　衣服、寝具、武具などに加え、欧州 では馬具や壁装飾用、北米ではネイ ティブアメリカンの工芸品に使われるな ど、その用途は幅広い。さらに、19世紀 後半には薬品を使用したなめし技術 「クロムなめし」が誕生。短い時間で美 しく柔らかく仕上がるため、より多くの人 に革製品が届けられるようになった。 　有史以前より現在まで、人と共に時 を刻んできた革は、これからも熟成の 輝きを持って、共に歩んでくれるのかも しれない。 でんぶ 21 vol.11 　vol.11 20