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■電報のお申込みには、電報台紙料金以外に文字数に応じた電報(メッセージ)料が別途必要となります。 ■商品については、品切れまたは予告なく変更する場合がございますのでご了承ください。 ■商品コード欄の「横」は明朝体の横書き、「縦」は毛筆体の縦書き(100円(税込105円)加算)のメッセージでお届けさせていただくことを表しています。 格式高い、神秘的な光沢と色合い。 うるし電報「鶴の舞」(小箱) 電報台紙料金 5,000円(税込5,250円)+電報(メッセージ)料 ●商品コード/横:540、縦:541 ●サイズ/サイズ/縦13.7cm×横18.7cm×高さ5.4cm 神秘的な光沢と色合いで高級感を演出する、うるし塗り。そこに、羽ばたく鶴を蒔絵で描くことで、お祝いのメッセージを 華やかに演出してくれる電報台紙が、うるし電報「鶴の舞」(小箱)です。年月が経つにつれ、深みを増していく光沢と色合い は、お祝い事の記憶を色あせさせず、受け取った方をいつまでも祝い続けてくれることでしょう。 電報のお申込み方法については、本誌のP30-31をご覧ください。 ※文具類は商品に含まれません。 【 japan】 人と共に   歴史を刻む艶  うるしの精製や塗装などにおいて、日本は非 常に優れた技術を持つ。それらの技術の高さか ら英語でうるしのことを「japan」と呼ぶほど、世 界に認知されている。  その背景にあるのは、過去、日本製漆器が海 外に輸出され、高い評価を得ていたという歴史。 安土・桃山時代や江戸時代、さらに明治時代 には西洋諸国への漆器の輸出が盛んに行わ れたという。また、1867(慶応3)年のパリ万博 でも日本館で展示され、話題となったのだとか。  古来より伝わる、うるしに関する日本の技術 の高さを、時の日本人が諸外国に情報発信し てきたことが、“japan”という呼び名の由来と なっているのかもしれない。 ジャパン  ものに見事な光沢を与える塗料「うるし」。日本 には、約9000年前からうるしを使った装飾品など が存在したことが確認されている。  うるしは木地へ浸透することでより硬く丈夫に し、歳月を重ねるごとに美しい色合いに転化してい くという特性を持つ。その語源は、“うるわし・うるお す”だという説もあるほど、うるしが塗られたものに は、深く、美しく、格調高い艶が与えられる。さらに、 強い抗菌力を持つことから、古来より椀や箸などに 使われ、受け継がれてきたのだ。  そんなうるしは貴重品で、生育後約10年のうる しの木から採取される量は、約250g(茶碗1杯程 度)。江戸時代、南部藩(青森県・岩手県の一部) で「漆掻奉行」が設けられて厳しく管理され、献上 品として使われたという歴史もある。  そして現在。うるし製品は、天然素材であるため 「無公害」で、「耐久性に優れている」という点か ら、環境保全にもつながるとして注目されている。 これからは“うるし塗りのマイ箸”などが普及してい くかもしれない。 うるしかき 21  AUTUMN  AUTUMN 20